北法律の放射線測定事業は、
一定の役割を終えたものと考え、一旦休止します。

 東京北法律事務所は、2011年6月15日から、毎日、事務所前(北区役所前)にて放射線量率(時間あたりの放射線量)を測定してきました。北区においては公的な測定も含め、このような毎日の継続的な測定はなく、また、仮に再度の福島第一原発における大規模な放射能飛散が発生したときにも、直ぐに判断できるように日々の測定を継続してきました。

 現在においても、福島第一原発事故前の放射線量率(「0.16マイクロシーベルト/h」程度)を下回っていません。ただ、事故後4年を経過したことにともない、ヨウ素131(半減期8日)はもちろん、セシウム134(半減期2年)も減少し、徐々にですが、線量率が減少傾向にあります。もっとも、これからは半減期が30年のセシウム137が残りますので、それほど短期間には線量率は減少しないことが予想されます。つまり、事故前の線量率を超える現在の値が長期間継続することが予想されます。

 また、これまで測定し使用してきた線量計(RADEX RD-1503)は、いわゆるガイガーカウンターであり、特に0.1マイクロシーベルト/h前後の測定に対しては正確性が担保できない性質を持っています。そのため、特に今年の中頃からは、0.1マイクロシーベルト/h前後で不安定な測定が度々発生しました。

 このように、現在の測定値が当事務所の線量計の実際の測定限界に近づき、かつ現在の測定値が今後継続的に発生し続ける線量率であると考えられる状況となっているため、これまで約4年間測定し続けた本件測定は一定の役割を終えたものとして一旦休止します。長期にわたって、東京北法律事務所で行ってきた測定値をご覧いただいたことに感謝します。

 もちろん、もし万が一、大規模な放射能事故が発生した場合には、直ちに測定を再開する予定でいます。

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