北法律・九条の会
2013年5月17日:講演と共同討論
「急速に高まる自民党による憲法「改正」の動き」
そのねらいはどこに、
どのような手順を考えているのか。
これを阻止するには、どのようにすべきか。
日時:2013年5月17日(金曜日)
場所:北法ビル3階 会議室
費用:無料
(1) 午後6時から7時30分
講演:「高まる憲法改正の動きと改正の重点
-市民の立場で、どのようにして、阻止するか-」
講師:高田 健さん
(「許すな!憲法改悪・市民連絡会」代表)
(九条の会 事務局)
(2) 午後7時30分から8時30分
参加者の皆さんの質問と意見・共同討論
戦後、4回目の憲法「改正」の動きが、にわかに高まってきました。
昨年の衆議院選挙で勝利した自民党は、党内最右翼の安倍晋三氏を総理大臣に据え、党全体が右傾化を強めています。
安倍首相は、次の参議院選挙で再び敗北しないよう周囲が自重の声をあげているのを省みることもしていません。憲法「改正」は、もともと、首相と内閣には権限がなく、国会審査会の権限です。したがって、そもそも国会での防衛軍の創設を行う憲法「改正」の発言、これまでの集団的自衛権問題の解釈を変更する発言、その果てには、世界の主要国がその国の基本理念(平和主義・民主主義・人権擁護・社会保障など)の条項の改正を許さないために3分の2以上の可決要件を課しているのに、党利党略からハードルを下げ、憲法96条から改正を始めたいなどと言っているのは、それ自体が憲法違反です。このような安倍首相の姿勢を見ていると、先の参院選で国民から大きな批判を受けて敗北し、政権を投げ出したことを忘れ、日本国憲法に盛られたこれらの理念を敵視していることが分かります。
そこで、今回は、長年国会の憲法審査会の動きを傍聴され、憲法改悪を許さない市民の運動を組織して活動してこられた、高田健さんをお招きして、憲法「改正」の危険性と、それを阻止するには市民はどのように対処したらよいか、など語っていただきます。
できるだけ、質疑の時間をとりたいと思います。ぜひご参加下さい。
参加された皆さんの感想を掲載しました。