活動記録

2016年2月19日:新春セミナーと懇親会

2016年2月19日:
新春セミナーと懇親会

日時:2016年2月19日(金曜日)午後6時/開会

会場:北とぴあ16階 天覧の間
   (JR京浜東北線・地下鉄南北線とも
   「王子駅」下車・徒歩3分)

 新年おめでとうございます。今年は、私たち主権者・国民として、夏の参議院選挙で、「解釈改憲反対」・「戦争法の廃止」を求める野党連合が勝利し、憲法九条の輝きを取り戻すことができるよう、大切な責任を果たしていかねばなりません。
 今年も変わりなく、セミナーの講演会と懇親会の双方をご案内します。ぜひご参加下さい。

Ⅰ 新春セミナー/午後6時 開会(7時15分まで)《無料》

 今年は、憲法学者であり、慶応大学名誉教授である小林節先生をお招きしました。
 安倍首相が行った九条の解釈改憲とそれによる衆参国会における「戦争法」の強行採決に対し、学生・女性の会・憲法学者・弁護士会などをはじめ、各地で国民の各層がこれに反対する声をあげている中で、小林先生は学者の先頭に立ち、その違憲性をクーデターとまで指摘して鋭く告発し、日本の憲法学の最先端でそれを広げられており、同時に私たち主権者・国民に対しても、種々の集会で、自覚的な主権者の声を大きくしていくことの大切さを語っておられます。
 その意味で、先生は、今日の状況のもとで、最も適任の憲法学者であり、また憲法活動家であると思います。先生が、日々、「どのような思いで活動されているのか」胸の内をうかがい、今後の私たちの運動に役立てたいと思います。
 ぜひ、皆さんのご参加をお待ちしています。ともに考え、深めましょう。

「いま日本に、新たな民主主義の大きな運動が生まれている。それを今後いっそう発展させよう」
 ―憲法の立憲主義にもとづく政治の確立と安倍政権の早期退陣のために―


講師/小林 節さん(慶応義塾大学名誉教授・弁護士)

Ⅱ 懇 親 会 /午後7時30分 開会(9時まで) 《会費3千円》

ともに語ろう、市民の手と手を繋ぐ 「北の砦」

参加された皆さんの感想を掲載しました。

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2015年11月13日:輝け憲法!音楽と講演の夕べ

2015年11月13日:
輝け憲法!音楽と講演の夕べ

日時:2015年11月13日(金曜日)
   午後6時10分/開場 午後6時40分/開演
会場:北とぴあ・つつじホール
   (JR京浜東北線「王子駅」(北口)徒歩2分・
    地下鉄南北線「王子駅」直結)
前売券:1000円/高校生以下・無料
(当日券も1000円ですが、お早めにお求めください。)

第1部/講演「戦争法廃止めざすたたかいと憲法9条」

 安倍総理は、集団的自衛権の行使容認を解釈改憲で行い、日本を海外で戦争する国づくりをすすめています。この策動にストップをかけ、平和と9条を守るために、たたかいの展望と、私たちに何ができるのか、わかりやすくお話していただきます。

講師/渡辺 治さん(一橋大学名誉教授・「九条の会」事務局・日本民主法律家協会理事長)

第2部/カンツォーネ&シャンソンコンサート

歌/安田 真紀子さん ピアノ伴奏/前島 由美子さん
演奏予定曲  ・夢見る想い ・アルディラ ・ケ・サラ
      ・愛の賛歌  ・枯葉    ほか

 安田真紀子さんは、北区十条にお住まいです。伸びやかで爽やかな歌声、豊かな声量には定評があります。
 様々な施設で音楽療法士としても活動されています。

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2015年9月10日:DVD上映と意見交換<無料>

米軍と肩代わりしたデンマーク兵のアフガン基地「アルマジロ」で、日々 生死の境で起こっている実際の状況は、この映画にみられるものである。
安倍首相の後方支援・兵站に関する答弁は真実では全くない。

日時:2015年9月10日(木曜日)午後6時から
場所:北法ビル3階 会議室

   (JR京浜東北線王子駅「北口」・
    地下鉄南北線王子駅/徒歩5分、北区役所向かい)

(1) 午後6時~7時50分:DVD上映

  「アルマジロ・アフガン戦争最前線基地」
   -2010年カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ、
    2012年国際エミー賞最優秀編集賞など多数受賞-

(2) 午後7時50分~9時:意見交換(感想、安倍政権の退陣など)

 異常な夏の暑さとともに、安倍首相がめざす国会会期末(9月27日)までの強行策を如何にして封じ、安倍政権を退陣させられるか。今日、日本は歴史的に大きな岐路を迎えています。
 安倍首相は、「戦争」を新たに「武器の使用」と言い換えて、「戦争法案」そのものの名称まで真実を隠して、国民の反発を弱めようとしてきましたが、戦争の実態までごまかした結果、法案の内容がますます国民の理解から遠ざかっています。それが、参議院に至っては、「米国の戦争に巻き込まれることは絶対ない」とか、「徴兵制は全くあり得ない。今後もない」とか、「専守防衛はいささかの変更もない」などと公言し、これまで自分自身が憲法九条を拒否してきた張本人であるのに、まるで今や憲法に助けを求めるかの如く、根本から矛盾した発言と豹変した態度をとっています。
 安倍首相のこのような人格上の混乱は、毎日のように高まる「アベの政治は許さない」、「安倍首相は退陣せよ」との、主権者国民の声が、高校生のデモまで及んで国中で盛り上がりと継続を示しており、この結果、安倍政権の支持率が大幅に低下し、不支持率が大幅に増えつつあることに、焦りが大きく出ていると見てとれます。
 もう一歩です。皆さん、主権者である私たち国民の反対する力を発揮していこうではありませんか。
 今回の北法律九条の会の企画は、このもう一歩、主権者の声を高めるために、「後方支援」とは実際にはどれほど酷い日常であるのか、アフガニスタンで、米軍と肩代わりしたデンマーク兵の偵察基地「アルマジロ」に、7ヶ月もの間、密着して収録したドキュメント映画を上映します。現代の紛争の実態として、前線・後方の別はなく、同様の戦闘が行われていることが真実です。
 デンマーク人のヤヌス・メッツ監督は、日本に向けて広げるのと同時に、日本人への呼びかけの言葉として、次のように述べています。「日本人は過去の戦争を通じて、戦争に参加することが何を意味するか分かっていると思う。忘れているなら、思い出し、議論すべきだ。そうすれば、政治に対して責任ある行動をとれると思う」と。 
 なお、この「アルマジロ」は、日本共産党委員長志位さんが、かつてこの映画を見た「体験」を、先の国会質問に生かし、安倍首相を問い詰めて、「後方支援・兵站」と「戦争との一体化」を明らかにしたものでもあります。ぜひ、ご参加ください。皆さんのご来場をお待ちしています。

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2015年7月10日:輝け憲法・生かそう9条/学習・講演会

2015年7月10日:
輝け憲法・生かそう9条/学習・講演会

「海外で戦争する国」にしないために

 ~「戦争法案」と安倍政権~

日 時:2015年7月10日(金曜日)
会 場:北とぴあ 7階第2研修室
   (JR京浜東北線「王子駅」(北口下車)徒歩3分
    地下鉄南北線「王子駅」5番出口直結)
開 場:午後6時10分
開 演:午後6時40分
資料代:300円

講 師/五十嵐 仁 さん
   (元法政大学教授/
    ハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員
    法政大学大原社会問題研究所所長 等)

 秘密保護法、集団的自衛権行使容認の閣議決定、武器輸出禁止三原則の撤廃、日米新ガイドラインでは、地理的制限のない軍事協力の強化を打ち出し、そして、「戦争法案」を国会に提出しました。このままでは、日本はどこへ行ってしまうのでしょうか。
 いま行動しなければ、私たちは、未来の子どもたちに平和で希望のある国を遺すことができません。これは現代を生きる私たちの責任ではないでしょうか。
 今こそ、安倍政権の暴走をくいとめ、平和憲法を守るために、みんなで学び、立ち上がりましょう!!
 元法政大学教授の五十嵐仁さんに講演していただき、その後に質疑応答、そして、いま何をするべきか議論したいと思います。

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2015年6月12日:講演と意見交換<無料>

「安倍政権は、『日米ガイドライン』を足場にして、
米国の要求があれば世界中のどこへでも自衛隊を派遣し、
戦争させることができる十本余の法律を、
日本の平和を守るためと称して、
今国会に上程し、これを強行可決しようとしています。
これは、日本国憲法九条をいっそう侵害するうえに、
外からの脅威を一気に増大させるものです。」

日時:2015年6月12日(金曜日)
場所:北法ビル3階 会議室

   (JR京浜東北線王子駅「北口」・
    地下鉄南北線王子駅/徒歩5分、北区役所向かい)

(1) 午後6時~7時30分:講演

  「改定された「日米ガイドライン」とは何か」
   -そのもとでの「戦争立法」の強行は、何を意味するのか-
   講師/飯島 滋明 さん
      (名古屋学院大学准教授・戦争をさせない1000人委員会事務局次長)

(2) 午後7時30分~8時30分:意見交換

 憲法九条に禁止の明文を持つ日本において、なぜこんな事態が発生しているのでしょうか。
 それは、安倍首相が歴史の真実を認めず、事実を修正して戦前回帰を強行しようとしているからです。侵略などの歴史的事実を認めず、修正までして、反省しない安倍首相には、外国にまで「歴史の修正主義者」であると、危険視が広がっています。米国ですら、安倍氏は危険な人物として、今回米国訪問の対応でも一ランクを下げて利用しようとしている状況です。
 日本が、かつての米国と同様に、国際紛争に関し、他方に対し敵として攻撃を行っていけば、日本はイスラム国等からテロ攻撃を受け、原発などを攻撃されないという保障は全くありません。
 この動きを阻止するためには、主権者である国民みずからが立ち上がり、反対の声を日本中に広げ、押し止める努力を続けていくことが大切です。
 日本は、かつてこれを押し止めたことがあります。それは、岸首相が行った1960年の安保条約改定に反対する国民運動です。日々国会請願運動を盛り上げ、政府の国会可決を押し止めたのでした。
 この事態に、次回の北法律九条の会では、「日米ガイドライン」を中心に、新たな法律の手続的にも、内容のうえでも詳しい憲法学者である、名古屋学院大学の飯島滋明先生に講演していただきます。飯島先生は学者であるだけでなく、「戦争をさせない1000人委員会」の事務局次長としても、実際の運動に深く関与されておられます。ぜひ、ご参加ください。皆さんのご来場をお待ちしています。

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2015年2月20日:新春セミナーと懇親会

【北法律九条の会10周年記念】
東京北法律事務所・北法律・九条の会
新春セミナーと懇親会

日時:2015年2月20日(金曜日)
場所:北とぴあ16階「天覧の間」
   (JR京浜東北線・地下鉄南北線とも
    「王子駅」下車・徒歩3分)

 新年恒例の企画のうえに、今年は、昨年末の総選挙を経て、これからの進路をどう築くべきかが問われる重要な年であり、その中で迎える北法律九条の会は、創立10周年となりました。
 今年も、セミナーと懇親会の双方をご案内します。ぜひご出席ください。

Ⅰ.新春セミナー/午後5時30分開会(7時まで)《無料》

今年のテーマ
 新春のごあいさつを申し上げます。今年の8月は、戦後70年を迎えます。この間70年、日本の平和憲法は、その徹底した条文から国際的に平和達成の基本の道として尊敬を深めてきましたが、他方日本の国内では、再び安倍政権の出現で、集団的自衛権の行使容認の解釈改憲と明文改憲(96条・改正手続)の双方にわたって、改憲の危機を迎えています。
 その意味で、我が国は、これからの進路として、これまでの「平和国家」として存続できるのか、または軍隊まで持って「戦争する国」となるのか、大きな歴史的分岐点に立っていると考えます。
 この中で、北法律九条の会は、第一次安倍内閣の成立から満10年を経過する中で、今年1月で、10周年を迎えました。そして、この10年間に学習会・講演会・DVDの上映会などを47回にわたって行い、これを通じて、日本の憲法のもつすぐれた立憲主義の立場、恒久平和の立場、そして基本的人権擁護の立場などを市民の間に普及してきました。その中で迎えた10周年記念の講演を、最もふさわしい方として、東京大学教授の小森陽一先生にお願いし、「日本の今後をどう見ておられるか」、また九条の改悪などに「どう対処していくべきか」などをお話いただきたいと考えています。
 皆さんのご参加をお待ちしています。

講演「総選挙の結果を踏まえ、憲法九条運動の今後について」
   東京大学大学院教授・「九条の会」事務局長 小森 陽一さん

Ⅱ.懇親会/午後7時30分開会(9時まで)《会費3千円》

市民の手を手をつなぐ北の砦
各地の運動・活動を紹介しあって、懇親を通じて手をつなごう。

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2014年11月20日:DVD上映と講演・補充報告<無料>

もう3年8ヶ月が過ぎました。
原発事故の基本問題に対処できない
東電と国に、いま何が必要か

「事故による放射線の収束と原発の解体、
居住者と避難者への完全な賠償、汚染水の流出など、
基本の問題すら解決できない福島のいまに、
どう対処すべきか」

日時:2014年11月20日(木曜日)
場所:北法ビル3階 会議室

   (JR京浜東北線王子駅「北口」・
    地下鉄南北線王子駅/徒歩5分、北区役所向かい)

(1) 午後6時から6時50分:DVD上映

  「あやまれ つぐなえ なくせ原発・放射能汚染
   いわき市民と避難住民のたたかい~」

(2) 午後6時50分から8時20分:講演

  「原発震災から3年半、福島はいま」
   講師/伊東 達也 さん
      (いわき市民訴訟原告団長、浜通り医療生協理事長
       原発問題住民運動全国連絡センター代表委員)

(3) 午後8時20分から8時50分:補充報告

   弁護士 坂田 洋介(福島原発被害弁護団)

 東電福島第1原発の事故は、すでに3年8ヶ月経た今日でも、福島の子どもは学校を奪われて、県内外の多数の地に分散させられたままです。強制避難地域は約1,000㎢で、依然、東京都の約半分の広さのままです。避難した者は生活手段を奪われ、人生を根本から狂わされ、今日なお12万7500人が日本の各地で苦しんでいます。
 福島県内の大部分の地域は、依然として、自然放射線量を超える原発からの放射線にさらされており、住民は苦しみと不安、ストレスの中で暮らさざるを得ない事態が続いています。
 このような状況の中で、最も大切な被害の回復でも、これまで「摘まみ食い」に等しい東電と国の方針を脱そうと、裁判で地域にとどまる被害者訴訟と全国に広がった避難者の訴訟を個々に起こしてきましたが、福島においてこの二つの訴訟と運動を初めて一体化し、運動の強化によって被害者を全国的にも広く救済していく動きが始まっています。ご注目ください。
 すでに勝ち取った、大飯原発差止め判決や、福島避難自殺者救済判決を土台に、東電と国に対し、原発対処の基本方針について根本から変更を迫る裁判と運動となるようご支援ください。
 今回の企画は、講演によって、置き去りにされようとしている問題の「福島のいま」をお伝えし、弁護団が撮影したDVDによって「福島のいま」の姿をお知らせします。そして、裁判の現状を担当する弁護士がお話しします。
 このような段階にあるのに、東電に依存したまま国が全面的に被害者と向き合わず、むしろ国は、国民と真逆の原発再稼働と原発輸出に踏み出していることに、いっそう強く反対するものです。

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2014年9月5日:講演と徹底討論<無料>

安倍政権が、実体のない「危機」を人為的に造り出し、
文言上も意味不明な「条件」を押しつけて強行した、
解釈改憲」による集団的自衛権行使容認の「閣議決定」は、日本国憲法第9条などに違反するものであり、無効である

日時:2014年9月5日(金曜日)
場所:北法ビル3階 会議室

   (JR京浜東北線王子駅「北口」・
   地下鉄南北線王子駅徒歩5分、北区役所向かい)

(1) 午後6時から7時30分:講演

  「9条の解釈改憲と閣議決定は数々の憲法違反があり、
   廃止を求める」

   講師/弁護士 鳥生 忠佑
      東京北法律事務所所長・東京北九条の会代表世話人
      北法律九条の会代表世話人

(2) 午後7時30分から8時30分:徹底討論

  「解釈改憲と閣議決定に対して」質疑応答・意見交換

 暑い夏となりました。ご健勝のことと存じます。
 通常国会に続く、密室での自民・公明による与党協議で、主権者である国民は未だ内容が示されていないうちに、集団的自衛権行使の容認が、一政府の解釈による改憲で、「政策」として閣議決定されました。これは、「国の交戦権は認めない」と憲法に定められた第9条の条項すら無視したものであり、私たち法律家にとっても大きな驚きでした。
 しかし、これに対しては、国民各層が反対に立ち上がり、憲法学者をはじめ、作家、映画監督など多くの組織と多くの国民が「米国のために、今後は、日本の自衛隊が戦争に連れ出される」、と集団的自衛権行使の解釈改憲に反対の声を上げ、行動を広げました。
 この結果、閣議決定した直後の世論調査では、集団的自衛権行使容認に反対する国民の意見が多く表明され、自民党支持率が大きく減少しました。この国民の怒りを前にして、秋の臨時国会において予定していたはずの法案審議が行えなくなり、安倍政権はこれらを来春まで延期するとしています。これは、国民の反撃が一定のところ勝利したことを意味していますが、自民党としては、「怒りやすい」が「忘れやすい」と言われる日本人の特性を利用した「対処法」をとったものにすぎないと考えられます。したがって、閣議決定の「実施」を許さず、このための法律の改定新設などの憲法違反を追及する国民の運動はこれからが大切です。それには、与党が行った「解釈改憲」と「閣議決定」のごまかしの内容をしっかり掴み取り、これを周りの方々に広げていただくことが急務です。
 このため、次の講演会では、鳥生忠佑弁護士がお話します。この機会を、お見逃しなく、皆さんのご参加をお待ちしています。

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2014年4月24日:DVD上映と質疑応答・意見交換<無料>

10万年後でも危険な「オンカロ」とは一体何であるか

それは、フィンランドで造っている
原発使用済核燃料の廃棄物処分場のことです

このDVDが示すのは、
早期に原発ゼロの社会を実現すべきことです

日時:2014年4月24日(木曜日)
場所:北法ビル3階 会議室

   (JR京浜東北線王子駅「北口」・
   地下鉄南北線王子駅徒歩5分、北区役所向かい)

(1) 午後6時から7時15分:DVD上映

  「100,000年後の安全」(2009年)
  デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア
  共同制作

(2) 午後7時15分から8時:質疑応答・意見交換

  ・廃炉が待っている原発に、「重要なベースロード電源」とは何事か
  ・東電をはじめ九電力各社は、原発廃炉後の処分に対応できるのか
  ・九電力各社は、再稼働せず、株式会社であることを整理すべきでないか

 皆さん、「オンカロ」という言葉をご存知でしたか。それは、今日北欧フィンランドで、世界で初めて造ろうとしている「10万年はもつ」と言われる、「使用済み核燃料廃棄物(いわゆる核のゴミ)の処分場」のことです。オンカロは、地震のない地層の地下奥深く掘り抜き、1個所に、最大で9,000トンの核のゴミを収容するとしています。今日、世界中の原発は、年1基平均20トンとして年間合計して8,860トンのゴミを排出しています。これは、今日までに各国に溜っているゴミを除いても、稼働させている国が今後1年に1ヶ所ずつ莫大な経費をかけて造らねばならない量です。
 この結果、問題の第1は、そんな安全な地層を日本をはじめ各国で見付けられるでしょうか。そのうえ第2は、このフィンランドのオンカロでさえ、10万年後でもなお危険な施設とされており、10万年後の後世に生きる人類にどうその危険を知らせられるか、確かな方法を見出せないままで、造ることを示しています。
 原発は一度稼働させれば、最終40年後には廃炉とし、最終処分しなければなりません。その際発生する核のゴミは、莫大な放射能とともに、膨大な量となり、10万年後まで人体に危険を及ぼします。
 結局、原発は人類と共存できないのです。映画は、この事実を示しています。
 この映画は、パリ国際映画祭でグランプリ(2010年)、アムステルダム・ドキュメンタリー映画祭で最優秀賞(2010年)、コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭で監督賞(2010年)などを受賞しています。ぜひ、ご覧下さい。お待ちしています。

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2014年2月6日:新春セミナーと懇親会

新春セミナーと懇親会

日時:2014年2月6日(木曜日)《参加費無料》
場所:北とぴあ16階「天覧の間」
   (JR京浜東北線・地下鉄南北線とも
    「王子駅」下車・徒歩3分)

新年恒例の今年の新春セミナーと懇親会をご案内します。ご出席ください。

Ⅰ 新春セミナー/午後5時30分開会(7時まで)
  《無料》

今年のテーマ
 昨年末の臨時国会における、問題だらけの特定秘密保護法につづいて、今年の通常国会に予定されている集団的自衛権行使の解釈変更と国家安全保障基本法案は、憲法九条に真向から違反する軍事の強化と、それに伴う人権抑圧体制の強化に深く関係していますが、これらによって安倍政権は、一体、日本をどこへ導こうとしているのでしょうか。
 今、国民が安倍政権と対処するには、認識のうえで、個々の問題となっているものの解明はむろん重要ですが、それと同時に、それらを政策とする安倍政権の目指すものは何か、を掴むことが大切です。
 今年の新春講演は、以上のテーマに、最も役立つと考えられる東京新聞の半田 滋さんをお招きしました。
 ご期待ください。そして、ぜひご参加ください。

講演「集団的自衛権のトリックと安倍改憲」
   東京新聞 論説兼編集委員 半田 滋 さん

Ⅱ 懇親会/午後7時30分開会(9時まで)《会費3千円》

ともに語ろう、市民の手と手を繋ぐ「北の砦」

 各地の運動・活動を紹介しあって、懇親を通じて手をつなごう。
 所員の弁護士と事務局との交流を深め、弁護士と相談したい日時がおありなら、お気軽におたずねください。
 懇親会にもぜひご参加ください。

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2013年12月7日:セミナーと法律相談会

知っておくと安心です!
遺言・相続セミナーと法律相談会

日時:2013年12月7日(土曜日) 《参加費無料》
場所:北法ビル3階会議室
   (王子駅北口徒歩5分・北区役所正門真向かい)
講師:弁護士 金井 知明、弁護士 長谷川 弥生

(1) セミナー:午後1時30分から3時

(2) 相談会:午後3時から4時30分まで
      (要予約8名まで・先着順)

※ご相談の内容は、遺言・相続に関することに限ります。
※定員を超えた場合、後日、セミナーに参加された方は、無料で相談を承ります。

 誰もが避けて通れない相続問題。例えば、「父が亡くなりました。父は、自宅不動産を同居している長男の私に相続させると言っていましたが遺言書がありません。今、弟達は法定相続分の分割を主張し争ってきています。」このような問題は相談でよくある話しです。

 「相続が起こったらどうなるのか?」、「分け方がうまく決まらない場合どうしたらいいのか?」、「借金も相続されるのか?」、「兄は家を建てるときに父に援助してもらったが特別受益にならないか?」など、相続について疑問やお悩みを持ったことはないでしょうか。

 今回、東京北法律事務所では、相続・遺言に関するセミナーを開催し、セミナーの後に、無料相談会(予約制となります)を行うこととしました。現在お悩みの方、今後のために知っておきたい方など、相続・遺言について分かりやすく説明し、個別の問題に関する相談にも応じますので、是非ご参加下さい。

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2013年12月5日:講演と質疑応答

特定秘密保護法の制定に反対しよう!

民主主義の基本を侵し、
言論と報道を抑圧する治安立法に等しい

「集団的自衛権行使の解釈改憲」と結合していけば、
日本はどうなるか

日時:2013年12月5日(木曜日) 《参加費無料》
   午後6時から
場所:北法ビル3階会議室
   (王子駅北口徒歩5分・北区役所正門真向かい)

(1) 午後6時10分から7時30分
  講演:「特定秘密保護法」の問題点と危険性
  講師:弁護士 清水 勉さん
     (日本弁護士連合会 秘密保全法制対策本部 事務局長)

(2) 午後7時30分から 
  質疑応答:皆さんからの意見を中心に、質疑・討論

 臨時国会が開催されました。自民党安倍政権は、集団的自衛権行使の解釈変更問題を先送りにして、「特定秘密保護法」案を国会に提出しました。

 この秘密保護法の原案によれば、「何が秘密かは、それ自体が秘密だ」というものであり、秘密の内容は各省庁の大臣と官僚の幹部しか分からないものです。したがって、国会議員が所属する各委員会で審議しようとしても、これまで行ったことのない秘密会でないと行えず、これでは国権の最高機関である国会の自殺行為と言わねばなりません。また、裁判ですら、正式に省庁から提供がない限り、秘密の内容を知ることが許されず、その秘密内容の当否についても乱用があるのか否かも基準を判断する方法もありません。これでは、敗戦前の治安維持法乱用で民主主義と人権が圧殺された、軍部独裁政治と同種のものとなる危険があります。とくに、刑罰が最高で懲役10年という重罰となっていることは、これだけでも国民の言論とマスコミの報道が萎縮し、日本が体制側の憲法「改正」に利用されていく社会となる危険が強くあります。

 このため、次回企画は、この問題をとりあげ、日本弁護士連合会も強く反対している中心の活動家である清水勉弁護士をお招きして、このような法律が①なぜ出てきたのか、②本当に必要なものか、③どこに乱用の危険性があるのかなどを講演していただきます。

 ぜひ、ご参加下さい。この危機に、民主主義と人権を守り、ともに憲法九条を守り抜きましょう。

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2013年10月18日:講演の夕べ報告

輝け憲法・生かそう9条
「アーサー・ビナードさん講演の夕べ」報告

講演「それでも「日本の未来」を信じますか?」
   アーサー・ビナードさん(詩人)

お郷(オクニ)ことばで憲法9条

 2013年10月18日(金)、輝け憲法!北九条の会・実行委員会主催で「アーサービナードさん講演の夕べ」が開催されました。開会に先立ち、当事務所の所長であり、北九条の会代表世話人である鳥生忠佑弁護士が、今日の緊迫した情勢について報告し、あいさつをしました。

 安倍政権は、臨時国会に「特定秘密保護法」を上程しました。これは、「秘密の内容さえも秘密」というものであり、言論の自由・報道の自由を侵害する憲法違反の法案であること、さらに「集団的自衛権行使」の解釈改憲も狙っており、安倍政権が危険な政権であることを報告しました。このような危険な動きを止めるため、九条の会の活動をさらに強化しましょうと訴えました。

 上記集会に先立ち、北法律九条の会で発刊したばかりの「集団的自衛権」の小冊子(1冊100円です)に、秘密保護法の解説を加えてあるものを販売し、73冊も売れました。

 なお、お求めいただける方は、東京北法律事務所(電話番号03-3907-2105)にお申込みください。

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2013年10月18日:講演の夕べ

輝け憲法・生かそう9条
「アーサー・ビナードさん講演の夕べ」

演題:それでも「日本の未来」を信じますか?
   アーサー・ビナードさん(詩人)

お郷(オクニ)ことばで憲法9条

日時:2013年10月18日(金曜日)
   午後6時開場 6時30分開会
場所:赤羽会館4階大ホール
   (赤羽駅東口より徒歩5分)
入場料:大人 前売券700円 当日券1000円
    中高生 無料

主催:輝け憲法!北九条の会・実行委員会

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2013年9月27日:DVD上映と共同討論

「ストップ戦争への道」の上映と皆さんの討論の夕べ

今、安倍内閣の集団的自衛権行使の強行で、
日本を戦争する国にする暴走に、拍車がかかっています。

いよいよ、九条の会の出番です。
力を合わせて改憲を阻止しましょう!

日時:2013年9月27日(金曜日)
場所:北法ビル3階 会議室
費用:無料

(1) 午後6時から6時30分
  DVD上映:「ストップ戦争への道」
  ・「シリーズ憲法と共に歩む」製作委員会

(2) 午後6時30分から8時
  皆さんと広く討論(質問も含む)
  「安倍内閣の暴走を、どうしたら止められるか」など

 異常に暑い夏が続いています。地球の気象までが狂ったかに感じます。お元気でお過ごしでしょうか。
 安倍内閣は、憲法9条を変えようと目指しながら、国民の反対がなお強いため、今度は憲法96条の国会の発議要件を過半数にして改憲ハードルを下げようとしましたが、これも国民の反対が強く、また「維新」と「みんな」の分裂、さらに「公明」の慎重論もあって、96条改憲は様子見にしてきました。改憲は、国民の力で阻止してきたと言えるでしょう。
 しかし、安倍内閣は、実質的に改憲(憲法九条2項違反)となることを承知しながら、自民だけで行える「自衛隊を海外に派遣」でき、またそれが「戦争をすることができる」ものに変えさせようと、これまで全ての内閣が一貫して憲法九条(とくに、第2項)がある以上「できない」としてきた集団的自衛権行使の「解釈」を、すぐ違反が分かる安手の手品(ごまかし)のように、強引に変えようとしています。この危険な行為を、仕方がないとみているだけでは、私たちが戦後築いてきた日本は、根底から政治も、社会も大きく変えられていきます。本当に、私たちの子どもと孫の生存が危なくなっていきます。
 このため、次回企画では、憲法学者 伊藤真さんの法学館憲法研究所が、いち早く作成した、すぐれたDVDを上映したうえで、参加者の皆さん方と「どうしたら、安倍内閣の暴走を止められるか」などを中心に、討論を深めたいと考えています。ぜひ、ご意見を聞かせて下さい。お待ちしています。

参加された皆さんの感想を掲載しました。

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2013年5月17日:講演と共同討論

「急速に高まる自民党による憲法「改正」の動き」

そのねらいはどこに、
どのような手順を考えているのか。
これを阻止するには、どのようにすべきか。

日時:2013年5月17日(金曜日)
場所:北法ビル3階 会議室
費用:無料

(1) 午後6時から7時30分
  講演:「高まる憲法改正の動きと改正の重点
      -市民の立場で、どのようにして、阻止するか-」
  講師:高田 健さん
     (「許すな!憲法改悪・市民連絡会」代表)
     (九条の会 事務局)

(2) 午後7時30分から8時30分
  参加者の皆さんの質問と意見・共同討論

 戦後、4回目の憲法「改正」の動きが、にわかに高まってきました。
 昨年の衆議院選挙で勝利した自民党は、党内最右翼の安倍晋三氏を総理大臣に据え、党全体が右傾化を強めています。
 安倍首相は、次の参議院選挙で再び敗北しないよう周囲が自重の声をあげているのを省みることもしていません。憲法「改正」は、もともと、首相と内閣には権限がなく、国会審査会の権限です。したがって、そもそも国会での防衛軍の創設を行う憲法「改正」の発言、これまでの集団的自衛権問題の解釈を変更する発言、その果てには、世界の主要国がその国の基本理念(平和主義・民主主義・人権擁護・社会保障など)の条項の改正を許さないために3分の2以上の可決要件を課しているのに、党利党略からハードルを下げ、憲法96条から改正を始めたいなどと言っているのは、それ自体が憲法違反です。このような安倍首相の姿勢を見ていると、先の参院選で国民から大きな批判を受けて敗北し、政権を投げ出したことを忘れ、日本国憲法に盛られたこれらの理念を敵視していることが分かります。
 そこで、今回は、長年国会の憲法審査会の動きを傍聴され、憲法改悪を許さない市民の運動を組織して活動してこられた、高田健さんをお招きして、憲法「改正」の危険性と、それを阻止するには市民はどのように対処したらよいか、など語っていただきます。
 できるだけ、質疑の時間をとりたいと思います。ぜひご参加下さい。

参加された皆さんの感想を掲載しました。

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2013年2月15日/新春セミナーと懇親会

 2013年2月15日に、新春セミナーと懇親会(鳥生忠佑弁護士の80歳を祝う会)が、100名を超える参加者で盛大に開催されました。
 当日のプログラム・ごあいさつ、そして参加者の感想を一部ですが、ご紹介します。

当日のプログラムより

御来場に、厚く御礼を申し上げます。

 東京北法律事務所は、所長の鳥生忠佑弁護士が80歳を迎えて、今年は東京弁護士会から正月の新年式で「表彰」を受け、また当法律事務所出身の小野寺利孝弁護士が同じ日に東京弁護士会から本年度最もすぐれた活動を行った弁護士として「人権賞」を授与されました。またそのうえ、北法律出身の斎藤義房弁護士が今年度東京弁護士会会長となっていて、先の二人に表彰状を授与するという、三重の喜びが重なっためでたい新年の幕開けとなりました。これもひとえに、皆様方の長年にわたるご支援の賜と考えています。

 鳥生弁護士は、1960年北区王子の生地に鳥生法律事務所を開設し、ついで1968年東京北法律事務所に改組して、以来53年にわたり北区王子の地域に根をおろし、皆様とともに多くの問題の解決に努力し、また市民の権利意識の向上と民主主義の発展に努めてきました。北法律が地域に根づくとは、弁護士と弁護士事務所とが発生する社会的問題について市民とともに活動し、運動をともにすることです。その内容は、作家今崎暁巳さん執筆の「北の砦―鳥生弁護士と北法律―」に特筆されています。ともに活動し、ご支援いただいた皆様方に、80歳の期に改めて感謝申し上げます。

 本日の北法律新春セミナーでは、上記「北の砦」でご紹介した小野寺利孝弁護士に、福島原発事故の教訓についてご講演いただきます。皆様と力をあわせて「原発ゼロ」を達成し、現下の政治を変える運動をさらに発展させていきたいと考えております。

 若手弁護士がこれまでに4人入所し、弁護士の数も揃いました。北法律の力量を盛り上げることに役立つものと信じます。

 今後とも、いっそうのご指導・ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。

2013年2月15日

東京北法律事務所
弁護士 鳥 生 忠 佑
弁護士 坂 田 洋 介
弁護士 金 井 知 明
弁護士 長谷川 弥 生
弁護士 和 田 卓 也

プログラム

◎第一部 新春セミナー/午後5時30分~7時10分

1 司会者あいさつ/弁護士 坂田 洋介
2 講演「福島原発事故の教訓-原発被害の実相と加害の構造-」
   福島原発被害弁護団協同代表 弁護士 小野寺 利孝さん
3 質疑応答
4 お礼とまとめのことば/弁護士 鳥生 忠佑
5 閉会のあいさつ/弁護士 坂田 洋介

◎第二部 懇親会(鳥生 忠佑弁護士の80歳を祝う会)/午後7時30分~9時30分

1 歌「沖縄などの歌」と詩の朗読
   カーミーズのご一家:歌とギター・亀谷 啓子さん、三線・亀谷 長一郎さん、
             ギター・亀谷 長希さん、歌・MAKIさん
   朗読・合唱:「劇団文化座」女優の青山 真利子さん、長束 直子さん
2 司会者あいさつ/弁護士 金井 知明
3 お祝いのことば
  (1)「劇団文化座」代表 佐々木 愛さん
  (2)「十条冨士講」代表講元の榎本 孝さん、講元の高木 逸男さん、同 榎本 福一さん
  (3)「北区革新懇」代表世話人 中祖 昭規さん
4 乾杯のあいさつ/株式会社第一経理 代表取締役 千葉 秀蔵さん
―― 食事・歓談 ――
5 政党あいさつ
6 東京北法律事務所出身弁護士の皆さんへのインタビュー/進行 弁護士 清水 洋さん
7 花束贈呈
8 お礼のことば/弁護士 鳥生 忠佑
9 新人弁護士 和田 卓也の紹介
10 閉会のあいさつ/弁護士 坂田 洋介

参加者の皆さんの感想より

(1) 鳥生先生、80歳おめでとうございます。
 いつも、時勢にあった大変良い内容での学習会(セミナー)を企画していただき、心強く、有り難く思っています。
 最近、自宅で過ごす時間が多くなったせいか、大型ヘリコプターの騒音が気になって仕方がありません。
 自衛隊の十条基地が近いので、「オスプレイ等の軍事演習ではないか?」等と心配してしまいます。

大木恵美子さん

(2) 福島原発事故の教訓、小野寺先生のお話は本当に良くわかりました。私も1月20日に浜通りに行きました。何もなくなってまだガレキの山でした。本当に福島の人達は大変な生活ですね。

馬場さん

(3) 「犠牲のシステム」という言葉を初めて知りました。内容については、以前から理解しておりましたが、この言葉を一般化することによって、バラバラにされている日本人が団結するよう、今後も使っていきたいです。

吉田さん

(4) 私達がこの国の主権者としての自覚を持ち、基本的人権と民主主義の確立を目指す大きな潮流を考える問題提起と受け止めることができました。

匿名希望

(5) 本当に大変勉強になりました。そして、やっていく方向が見えてきたような気がします。福島県会津の出身であるので、「ならぬことはならぬ」ということで、がんばっていきます。

福地春喜さん

(6) 鳥生先生の長い弁護士としての経験と活動は、若手弁護士がしっかりと学び引き継いでいくものと確信します。
 今後、鳥生先生が自分のお身体を労りながら、1年でも2年でも長く健康でご活躍されることを願っております。

片桐公男さん

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2012年11月30日/原発再稼働反対・音楽と講演の夕べ

期日:2012年11月30日(金曜日)

開場:午後6時、開会:午後6時30分

会場:滝野川会館大ホール
   (JR上中里駅・地下鉄南北線西ヶ原駅 徒歩7分)

入場料:大人1,000円、中高生無料

主催:輝け憲法!北九条の会・実行委員会

講演:「はだしのゲン」を語り続けて
   講談師 神田 香織さん

演奏:アンサンブル古都
    (ピアノ・ヴァイオリン・ヴィオラ・フルート)

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2012年10月19日/講演と共同討論


 現在、政府は、米国、財界、立地自治体などの圧力により、2030年「代」というあいまいな基準さえも、エネルギー政策で決定できず、原発ゼロを放棄しようとしています。これでは、新たな原発の増設を含め、全国の原発を再稼働させようとするものです。このような政府には、毎週金曜日に、首相官邸前をはじめ全国の原発の地で、国民の多くの怒りが強く表明されています。
 政府は、再稼働の論拠を「いまだ、自然エネルギーの発電量では足らない」としていますが、国民の節電努力によって、原発ゼロのもとでも今年の夏も乗り越えられたことが証明されています。
 したがって今日、政府に原発ゼロの国民の声を確実に政策とさせていくことが必要ですが、そのためには、再生可能な自然エネルギー、とくに東京をはじめ都市にあっては、私たちが所有する建物の屋根や、居住するマンションの屋上などに、太陽光発電の機器を設置し、急速に家庭からの太陽光発電の個数と量を増やし、政府の言い分を事実をもって打ちこわしていくことが大切です。
 このため、北法律九条の会の次回企画では、これまで全国的に市民の間に太陽光発電を多数広げてきたNPO法人の事務局長さんをお招きして、安心して設置に踏み切れるよう、①パネルの種類と補修の要否、②かかる費用、③国・都・北区の公的補助金の現状、④使用した残りの売電で、何年で設置費用が回収できるかなど、まだ知られていない点を明らかにしていただく予定です。
 この機会に、実施をすでに考えている方、今後設置を検討したい方をはじめ、知ることが大切と思われる方々は、ぜひご参加ください。
 憲法9条と前文で、すべての人に保障された「生存権」は、原発に依存せず「命と健康に危険のない、安全な国づくり」をめざして、いま「生かす」ことが大切です。ご参加をお待ちしています。

期日:2012年10月19日(金曜日)
費用:無料
場所:北法ビル3階 会議室

(1) 午後6時から7時
  講演:「原発ゼロの社会をめざす、太陽光発電の賢い選び方、設置の仕方」
  講師:都筑 建 (つづく けん)さん
  (「NPO法人太陽光発電所ネットワーク」事務局長)

(2) 午後7時から7時30分
  参加者の皆さんの質問と共同討論

参加された皆さんの感想を掲載しました。

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2012年7月27日/講演と映画上映

 入梅期に、今年は台風が相次いで到来するという異常な季節ですが、ご健勝のことと存じます。

1.今回企画しました第一部は、講演です。福島第一原発で拡散した放射能被害の救済は発生から1年3ヶ月を経ても、東電が損害賠償の受付を開始したばかりで、大きく遅れています。このため、政府の指示で避難し、また仮設住宅にいる多くの市民の生活が成り立たず、分散した各地で放置されています。反対に、東電は、これまで、金融機関の融資金の返済に利息を含めて1兆3千億円も支払い、しかも、事故は「予想外」の津波によるもので、東電に責任はないなどとし、会長、社長など多くの役員は一人も責任を問われず、すでに関係先または子会社の役員などに再就職することを決めています。そして、この7月からは、これまでと同じく一方的に、私たち家庭の電気料金を10.28%も値上げしたいと政府に申し出ています。
 東電が普段と同じく、このように行動していることは、私たち市民にとって、「場違い」と感じさせているだけでなく、これまで市民側が何か「忘れ物」をしてきたのではないか、と「反省」を生み出しています。
 そこで、北法律九条の会 代表鳥生忠佑弁護士に、上記の演題で、この「場違い」と「忘れ物」の正体を解明していただきます。放射能の大量放出に関しては、セシウムの量だけでも、広島原爆の168個分であり、極めて危険なものでしたから、東電の責任は、極めて大きいはずです。ぜひ、ご参加下さい。

2.講演と質疑応答が終わってから、第二部として、放射能事故20年余を経たチェルノブイリ周辺で、生活する市民の生活と病状に迫るDVD「チェルノブイリ・ハート」を上映します。
 「チェルノブイリ・ハート」とは、「穴のあいた心臓」を意味し、「生まれつき重度の疾患を持つ子ども」の意味です。そこで起きていることは、5年先・10年先の日本の子どもらがこれからたどる可能性のあるものとして、今すぐにでも対策をたてねばならないことを教えています。こちらも、ぜひご参加下さい。

期日:2012年7月27日(金曜日) 午後6時から
費用:無料
場所:北法ビル 3階会議室

(1) 午後6時から6時45分
  講演:「東電に責任を誠実にとらせるには、今何をすべきか」
  講師:弁護士 鳥生 忠佑(日本民主法律家協会代表理事、東京北法律事務所所長)

(2)午後7時15分から8時15分
  映画上映:「チェルノブイリ・ハート」

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2012年5月22日/講演と共同討論

TPP(環太平洋経済連携協定)は国を滅ぼすか。消費税増税に気をとられ、忘れていませんか!

TPPは私たちの暮らしと国に、何をもたらすのか

 やっと4月に入り、桜が咲き、蕾も日々ふくらんでいます。日本の経済が①デフレからまだ脱却していないのに、また地震・津波と原発で②被災者の生活支援すら大きな遅れを来しているのに、民主党政権はこれらを振り切って、年度末に消費税10%増税法案の国会提出を強行しました。
 これでは、野田政権は一体どこの国の政府なのかと批判され、国民が怒るのももっともです。
 それなのに、政府はアメリカの強い要請で、環太平洋経済連携協定(TPP)に参加する方向で関係国との協議を一段とすすめようとしています。内閣官房作成の政府公報(新聞広告・3月31日)でも、国民が心配している点が多いことをとりあげており、国民が心配しているのは以下のとおりであるとしています。

(1) 「関税を例外なく撤廃しなければならないのではないか」
「その結果、農業が衰退したり、食料自給率が低下しないか」
(2) 「食の安全が脅かされるのではないか」
(3) 「公的医療保険が変わってしまうのではないか」
(4)「外国人の投資家が日本政府を訴えて、日本の制度が変更させられるのではないか」、などです。

 これらに対し、政府公報では答えがなく、ただ今後も「国益の視点に立って、TPPについての結論を得ていきます」と記載しているだけです。(詳しくは、内閣官房「国家戦略室」のホームページに掲載されていますので、ご覧ください http://www.npu.go.jp/policy/policy08/tpp_kokoku.pdf)。
 ことは、農業が壊滅する、有害食品が乱入する、必要な医療が受けられなくなる、など国民の命と生活を直撃する問題です。信頼できない政府が、これだけは信頼してくれと言うのでしょうか。
 次回の北法律九条の会では、評判の本を書かれている講師をお招きし、このTPP問題を基本から学習することにしました。ぜひ、ご参加ください。私たちの命と生活の基本にかかわる問題です。

期日:2012年5月22日(金曜日) 午後6時から
費用:無料
場所:北法ビル 3階会議室

(1) 午後6時から7時30分
  講演:「TPPの本質と今後の動向」
  講師:小倉 正行さん(日本科学者会議・日本農業市場学会会員、TPP問題研究者)

(2) 午後7時30分から8時30分
  共同討論:参加者の皆さんの質問と共同討論

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2012年2月10日/新春セミナーと懇親会

今年のテーマ

 いま、憲法九条をもととした活動が、形を変え震災と原発への憲法にもとづく国民の生存権をかけた要求として、広がっています。
 震災と原発事故は、私たちにどんな課題を投げかけているのでしょうか。民主党政権は、3月11日にどう対処したのでしょうか。そして、憲法は震災、原発事故からの真の復旧・復興にどんな役割を果たすのでしょうか。
 今回の企画では、日本全国各地で講演され、憲法九条運動をここまで大きく育てられた中心のお一人である一橋大学名誉教授の渡辺治先生をお招きしました。演題のもとで先生に、レジュメと配付資料をもとにして存分に語っていただきたいと考えています。ご期待ください。そして、ぜひご参加ください。

期日:2012年2月10日(金曜日) 午後5時30分から
場所:北とぴあ16階 天覧の間

(1) 午後5時30分から7時
  講演:「大震災・原発事故後の日本の行方と憲法の役割」
  講師:渡辺 治 先生(一橋大学名誉教授・日本民主法律家協会理事長)
  費用:無料

(2) 午後7時30分から9時
  懇親会:ともに語ろう、市民の手と手を繋ぐ「北の砦」
  費用:3千円

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2011年12月16日/DVD上映と報告・ミニライブ

いま、沖縄北部の「やんばるの森」・ヤンバルクイナ・ノグチゲラなどが危ない!

支援しよう!今でも隣接するヘリの爆音に苦しむ沖縄北部・高江の住民を。新たな代替ヘリパッド工事の強行を阻止するために

普天間・辺野古の代替・新設拡大と同じ手口のもの。ここが突破されれば、辺野古も危ない。

 野田政権は、米国の強い意向で、これまで以上に沖縄現地の強い反対に耳を貸さず、普天間基地を返還する代わりに、辺野古に「拡大・移設」する代替・新設案を強行しようとしています。
 しかも、これと同じ手口のヘリパッドの代替新設・増強案が、沖縄北部・高江の地で、「やんばるの森」を破壊して強行されています。そこには、貴重な動植物が生存しています。高江の皆さんは、毎日座り込みをして、6ヶ所のヘリパッド新設に反対し、これを阻止する活動を続けています。米軍はこれが実現したら、ここにあの物凄い轟音を出す、危険な(テスト中に4回墜落・30人死亡)オスプレイを配備する予定でいます。すでに、沖縄各地に支援が広がっていますが、本土からの支援が求められています。
 このため、東京などにお住まいの「ゆんたく高江」のメンバーが、高江住民支援のため現地での座り込み等の活動に参加し、東京でも高江の現状を広め、支援を広げる活動を続けています。
 皆さん、頑張っている高江の方々の日々の闘いを支援しようではありませんか。
 次回の企画では、「ゆんたく高江」のメンバーの方々に、美しい自然のやんばるのDVD上映をはじめ、沖縄全体から見た高江の米軍ヘリパッドの位置づけや、高江の人々の現地での活動についてお話しいただきます。そしてミニライブもあります。ぜひ、ご参加ください。お待ちしています。

期日:2011年12月16日(金曜日) 午後6時から
費用:無料
場所:北法ビル 3階会議室

(1) 午後6時から6時40分:DVD上映
  「やんばるからのメッセージ」

(2) 午後6時45分から9時:報告とミニライブ
  「沖縄全体から見た高江の米軍ヘリパッドと現地報告」
  「ゆんたく高江」の皆さん

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2011年10月7日/講演と映画上映

伝えよう、放射線の被害は外部被曝・内部被曝・そして生涯被曝蓄積合計の危険性

4本の活断層による大地震と津波で、東京まで50km・横須賀空母の原子炉2基の放射能被害はどうなるか。

全国で4番目の危険な活断層がどう動くのか。陸上の外部電源が失われたときはどうなるか。

 先回の横須賀軍港視察ツアーに大勢のご参加をいただき、ありがとうございました。
 この視察と現地での講演とで、横須賀に4本の活断層があり、学問上もそれらが全国的にも危険性の高い状態にあるといわれていることを知りました。これら活断層による大地震と大津波(とくに引き潮)で、寄港している原子力空母の2つの原子炉はどうなるのか、大きな関心を持たざるを得ません。このため、先回の視察に続いてこの問題を深めるために、横須賀に法律事務所をもち、市民とともに原子力空母の寄港の存否を問う住民投票を成功させる会を立ち上げ、運動と裁判を行っている呉東(ごとう)正彦弁護士をお招きしてお話しをうかがうことにしました。全国にいま、「原発の存否を問う住民投票」を求める動きが広がりつつあります。ぜひ、ご参加ください。
 次に、「東京に原発を誘致する」と言い張る知事の発言と行動とで、都庁内でパニックを引き起こし、カウントダウンの緊急事態に陥る状況に、今日の事態を重ね合わせ、見る者の背筋を寒くさせるエンターテインメント映画「東京原発」(DVD)を上映します。どうぞ、ご期待ください。

期日:2011年10月7日(金曜日) 午後6時から
費用:無料
場所:北法ビル 3階会議室

(1) 午後6時から6時45分
  講演:「空母母港化を含め、
     『原発』はその是非を住民がみんなで決める運動を広げよう」
  講師:弁護士 呉東(ごとう) 正彦さん
     (原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会共同代表)
  質疑応答(約15分)

(2) 午後7時から8時50分
  映画上映:戦慄のパニック・エンターテイメント映画「東京原発」(DVD・2002年製作)
  監督・脚本/山川 元、主演/役所 広司、他名優総出演

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横須賀軍港めぐりツアーを終わって(想うこと)

 7月23日(土)の北法律の一行は総勢33名。広い横須賀港の湾内を、アメリカ海軍が主で、海上自衛隊が従の姿で同居している姿から、日・米の海軍力再編成が早くから進行してきたことが見てとれました。
 原子力潜水艦や空母の「港内での修理はしないこと」と「廃棄物を艦外へは持ち出さない」ことは、ともに日米間で文書上確認されているのに、アメリカ海軍はこれらを守らず行っており、違反を重ねています。日本政府も、これに追随して、事実を明らかにするよう求めていないことも、明らかにされました。
 原子力艦船のために、陸上に大きな「発電施設」をつくっていますが、最近の新聞報道からご承知のとおり、横須賀の近くには5本の活断層が存在し、これらが今回の東北大震災の影響で大きな地震を発生させる危険が迫っていることを考えると、大地震の発生で地上からの電力供給が失われ、空母も潜水艦もともに、大きな引き潮のため冷却水の供給を断たれ、原子力船の原子炉が福島原発と同様にメルトダウンを来すおそれがあることが理解できました。
 横須賀港から東京まで約50km(福島第1原発からは約220km)しかなく、しかも南からの風が日々吹いている状況のもとでは、再び大地震があったら大変と、東京在住の私達も背中から冷や汗が出る思いで説明を聞きました。
 これらの見聞から、日本政府は福島原発以上に、早急にアメリカ政府に対し、原子力艦船の横須賀寄港(母港の取消も含む)の取消を求め、まずは原子力艦船の故障と修理などに関し、詳細な情報の提供を求めるべきであると強く感じました。

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2011年7月23日/横須賀軍港めぐりツアー・参加者募集のご案内

福島第1原発の収束が未だできていない中で、横須賀米軍港の放射能が危ない

ひとたび空母と潜水艦の原子炉がメルトダウンを起こしたらどうなるのか。これまでの事故と故障など正確な情報が全く知らされないでよいのか。

 いま、私たち東京在住の市民は、新宿1ヶ所という、しかも不十分な公表の数値を見ながら、放射線被害の飛散と拡大をどう避けたらよいか、日々不安に陥っています。幼児・子供のいる家庭はいっそうです。
 しかも、福島第1原発3基のメルトダウン収束の見通しの無いなかで、同種の危険が東京にも横須賀米軍原子力空母と原潜から迫っていることに改めて思いを致さざるを得ません。とくに、2008年9月配備された原子力空母・ジョージワシントンは入港直前に深刻な艦内火災を発生させましたが、原子炉本体の損傷と放射線の飛散に関しては軍事機密として一切公表しませんでした。
 横須賀は東京の玄関口にあり、その距離は東京から約50km、福島第1原発よりずっと東京に身近です。もし、ここで原子炉災害が起こり、放射線被害が発生することがあれば、それは東京をはじめ関東一帯の市民・住民に大混乱と大避難を求めることが必要となります。したがって、福島第1原発災害の経験からみても、原子力利用の米軍艦船の入港には、政府が抜本的規制を強めなければならないと考えます。そこで、横須賀軍港とはどういうものなのか、野外見学会を催すことにしました。この機会に、御参加下さい。お待ちしています。

横須賀軍港めぐりツアー参加者募集の要領

期日:2011年7月23日(土曜日)

・バスで出発 (午前8時30分出発・8時15分東京北法律事務所前集合)
・現地会館で、講演「原子力空母の危険性」など・DVD上映
・クルーザーによる軍港1周めぐり
・記念艦「三笠」の見学
・昼食・海軍カレー
・帰り 午後4時出発(帰京・午後6時頃・JR王子駅前解散予定)
・費用 大人3,500円・小学生2,900円(その他経費は北法律で負担します)

費用にはバス代・昼食代・クルージングの運賃が含まれます。費用は当日集めます。
ご参加の方には、別に日程表などをお送りします。

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2011年5月27日/講演と意見交換

核兵器の廃絶、原発の見直し、そして東電責任の貫徹こそが九条の原点

東日本の地震と津波、そして原発の三つの大災害は、何にもとづき、どう解決すべきか。

―輝け9条・生かそう憲法の立場から、声を大きく出していこう―

 東日本の地震と津波、そして原発災害で大きな被害を受けた方々に心からお見舞い申し上げます。
 いまだに余震が続くのと、原発が散布している放射能の数値を見定めるために、東京北法律九条の会の開催を見送ってきました。原発事故の収束の見通しはまだ立ちませんが、復興と損害賠償そしてそれらの前提となる東電存続の可否などで論議が始まろうとしています。これらは、今後の日本の平和と民主主義の発展に大きく関係しています。この状況に対応するため、今年の憲法記念の月に九条の会を再開したいと考えます。
 再開第1回は、当面の最も重要問題である三つの大災害、とくに原子力発電(原発)の事故に関し、根本の問題からその是非を問いたいと思います。そのため、東京北法律九条の会の代表鳥生忠佑弁護士に問題点の講演を行っていただき、それに続いて下記に表示しました各基本問題の意見交換に入りたいと考えます。
ぜひ、ご参加下さい。そして、ご意見をお聞かせ下さい。

日時:2011年5月27日(水曜日)午後6時から<無料>
場所:北法ビル 3階会議室

(1) 午後6時5分~7時5分
  講演「どうする、これからの日本」
  弁護士 鳥生 忠佑(東京北法律九条の会代表・九条の会講師)

(2) 午後7時5分~8時30分まで
  意見交換「どうする、日本の抜本問題」
 【1】原爆製造に反対しながら、原発に賛成する矛盾
 【2】原発の「想定外」を認めることに反対しながら、運営は利益第一の 「株式会社」東電で、
    認める矛盾
 【3】原発責任の「無限」を主張しながら、東電責任の一部を国負担とするのを認める矛盾
 【4】今後も主要エネルギーを原発に依存するか、どんな方法で自然のものに切替えるか
 【5】その他

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北法律2011年新春セミナーと懇親会のご案内

日時:2011年2月10日(木曜日)

(1) 新春セミナー:午後5時30分開会(7時まで)〈無料〉

今年のテーマ
 政治と経済の行き詰まりで、日本が憲法のもとで本来歩むべき道がより混迷し、軍事費の増大社会的格差の拡大が連動し、いっそう目立っています。この状況のもとで、九条とともに、憲法のどこを生かし、何を活動にのせて実現していくべきでしょうか。それが今日、問われています。

講演:
「いま、憲法からみて、
 日本の政治と経済に何が求められているか」
一橋大学名誉教授 杉原 泰雄 先生

 杉原泰雄先生は、長年一橋大学法学部で教授を勤められ、同時に市民生活改善のために、社会の幅広い分野に憲法をどう適用させて行くべきか、その方策を探求され、多くの労作を著してこられました。最近では、経済・財政の分野まで研究を広げられ、大著「憲法と資本主義」(08年・勁草書房)、「憲法と資本主義の現在」(10年・同書房)を出版されています。
 今回のご講演では、かつてのソビエトの破綻と同様に、軍事支出が増大しアメリカの経済・財政が危機にあり、このため日本の軍事支出の増大に圧力が増しています。日本がそのためいっそう社会保障と財政の危機を招く状況にあることなどについて、お話していただきます。
 ご期待下さい。そしてぜひ御参加下さい。

(2) 新春懇親会:午後7時30分開会(9時まで)〈会費3千円〉

ともに語ろう、市民の手と手を繋ぐ「北の砦」
 新しく入所した長谷川弥生弁護士を紹介し、所員の弁護士と事務局が皆様方との交流を深め、弁護士と面接する日時などを相談することがおありなら、お気軽におたずね下さい。
 今後は、相続・遺言などテーマを決めて希望者と「ミニ研究会」を持つことも考えています。その必要及びテーマなどについても、ご意見をきかせて下さい。
 なお、終わりに恒例の福引きもあります。懇親会にもぜひ、御参加下さい

場所 北とぴあ16階 天覧の間
(JR京浜東北線・地下鉄南北線とも王子駅下車・徒歩3分)

東京北法律事務所
TEL 03-3907-2105 FAX 03-3907-2183

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2010年12月17日/ギターの名演奏と名落語鑑賞

  早いもので、今年も12月の師走です。この1年ご健勝に過ごされ、北法律九条の会1年にわたる企画に熱心にご出席いただき、有難うございました。
 1年の終りに、来年が明るい年となりますよう祈って、北法律九条の会の第33回目として、「音楽と落語の夕べ」を企画しました。
 音楽は、ギター演奏者である榎本裕之さんをお迎えして、プロのギター演奏を堪能したいと思います。榎本さんは北区十条に生まれ、北区にご縁があるうえに、すでに国内では「現代ギター音楽協会最優秀賞」を受賞、87年にはあの有名な巨匠ゴンザレス国際ギターコンクールで第3位に入賞し、多くの賞を受賞するとともに国際的にも演奏活動を続け、また審査委員としても活躍されています。十条の実家では、榎本ギター教室を主宰され、後進の指導もなさっています。榎本さんは九条の会の活動を理解され、各地で出演されておられるので、お呼びかけした次第です。
 年末の年忘れで、皆さんと一緒に名曲の数々をお聴きしたいと思います。
 続いて、この機会に、北区王子に縁のある古典落語「王子の狐」をDVDで上演します。初の人間国宝となられた名人五代目柳家小さん師匠の庶民的語りで、江戸時代から続く人間が狐を化かすという、逆転の内容が今日の世相の「何を風刺」しているかなど、じっくり鑑賞したいと思います。
 終わって、最後に、北法九条の会がこの1年行ってきた過去10回の企画を、北法律九条の会事務局の坂田弁護士が報告し、省みて北法律九条のめざしているもの、そして参加された皆さんがどんな感想を持たれているかなど、意見を交換したいと思います。
 本年最後の催し、一夜が楽しい会となりますよう、ご参加をお待ちしています。

2010年12月17日(金曜日)午後6時から <無料>

場所:北法ビル3階会議室

(1) 午後6時15分~7時15分
  ギター演奏とトーク:

  榎本 裕之さん

(2) 午後7時15分~7時40分
  古典落語:「王子の狐」

  人間国宝 柳家 小さん師匠(DVD)

(3) 午後7時45分~8時15分
  報告:「この1年、北法律九条の会の企画を省みて」

  弁護士 坂田 洋介(東京北法律九条の会・事務局)

  意見交換

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2010年11月19日/講演と討論

 冬が駆け足で近づいています。しかし、振り返りみれば今年は、あの日米安保条約改定から50周年目です。
 日本人は、50年前に、日本が今日のように米国の事実上の従属国になるのを憂えて、日本の軍国化がいっそう明らかとなる安保条約の改定に反対し、日本の真の独立を望んで、東京をはじめ全国で40数次にわたって安保改定反対の請願行動を行い、主権者としての意地を示しました。この結果、安保条約は国会議決ができないまま、自然承認となって成立しましたが、訪日する予定であった米国アイゼンハウアー大統領はフィリピンまで来ていながら、日本国民の大きな反対の声を恐れて日本本土に上陸することができませんでした。そして、以後世の中は憲法にしたがって少しずつですが明るくなっていきました。それは安保闘争が日本国憲法九条を守る闘いであったからです。
 この国民運動は、日本人が戦前・戦後を通じて、はじめて「主権者」となった歴史的に誇り高い活動でした。
 50年が過ぎ、ともすれば忘れがちですが、改めて映像を見て考え、又子らに伝えていただくために、次回に北法律九条の会は記録映画共同映画作成の「安保闘争不滅の足跡」を上映します。
 同時に、この当時、若手弁護士として安保闘争に参加した鳥生忠佑弁護士が、生き証人として、この盛り上がった姿と、この際権力とこれに使われた暴力団が教授団や新劇人会議の人々を襲い、暴力を振って重傷を与え、反対運動を阻止しようとした事件の調査と裁判の結果(警視庁に対し勝訴)を報告します。
 今回の企画は、歴史を踏まえ、市民の目線を高める必要がある九条の会の活動として、最も重要です。
 ぜひご覧下さい。そして、子供さんらをお連れいただき、できるだけ多くの方々の参加を希望します。

2010年11月19日(金曜日)午後6時から <無料>

場所:北法ビル3階会議室

(1) 午後6時~7時
  講演:「この目で見た『60年安保闘争』の意義と役割
      -国民が『主権者』であることに目覚めると、
      日本社会は変わっていく-」

  弁護士 鳥生 忠佑(日本民主法律家協会代表委員)

(2) 午後7時10分~8時
  映画:「安保闘争不滅の足跡」

  共同映画1969年製作 VHS・50分

(3) 午後8時~8時30分
  質疑応答・意見交換

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2010年11月13日/「東京・九条まつり」にご参加ください

東京・九条まつりサイト 11月13日(土)午前11時より午後8時まで、太田産業プラザにおいて「東京・9条まつり」が開催されます。

 当日は、「ビッグ対談」ジェームス三木氏×小森陽一氏、「特別スピーチ」日野原重明氏(聖路加国際病院理事長)や、映画上映など興味深い企画が多数行われます。また、大展示ホールでは、都内各地の九条の会などのブースで九条グッズや書籍等の販売を行い、ミニ舞台での発表などもあります。

 詳細は、ホームページをご覧ください。
 http://www.9jo-tokyo.jp/link2.html

 「東京九条まつり」の成功協力券(1枚1000円)は東京北法律事務所でも扱っておりますので、ご希望の方はご連絡ください(担当・岡田まで)。

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2010年10月22日/講演と討論

 総理大臣に直結した人物を選ぶというのに主権者の国民が何も関与できず、代表選後も能力と適正に関係なく論功行賞の内閣では、政権を盥回ししてきた自民党派閥政治と、どこが違うのでしょうか。
 民主党政権発足から1年足らずの間に、民主党では解決できないのではないかと考えられる課題が山積しています。それは、「民主党のどこに問題」があるからでしょうか。ことに、民主党政権下で初めて発表しようとしている「防衛大綱」の中味は、憲法九条に大きく触れるのではないでしょうか。心配です。
 そこで、次回の北法律九条の会では、民主党代表が菅氏に決まったこの際に、「民主党政権と憲法九条問題」を正面から取り上げ、上記のこれらを深めたいと考えます。
 講師として、長い間、改憲反対・反戦平和の市民運動の先頭に立ち、市民運動の活動家であり、9名の文化人で発足した九条の会事務局を当初から担当しておられる高田健さんをお招きし、講演していただきます。
 終了後は、参加者の発言をもとに、意見交換を深めたいと考えています。
 この企画は、九条の会として今後の政治を考えるうえで重要な機会です。我が国と世界がより安定し、平和で明るくなるよう、政治を改革していくために、多数の方々のご参加をお待ちしています。

2010年10月22日(金曜日)午後6時から <無料>

場所:北法ビル3階会議室

(1) 午後6時5分~7時5分
  講演:「菅政権は国民の目線から見て、どこが問題か
      -民主党政権下、初の防衛大綱作成準備の問題点-」

  高田 健さん(許すな!憲法改悪・市民連絡会次長、九条の会事務局員)

(2) 午後7時10分~8時10分
  質疑・討論:「菅政権はどうなるか」

  菅政権の問題点の主なもの
  ・核の「抑止力」に依存
  ・普天間基地「移設」の問題
  ・相次ぐ自衛隊海外派遣の拡大
  ・比例定数の削減・消費税の増税
  ・首相発言が転々、官僚政治に従属 など

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2010年9月30日/講演・映画鑑賞会

 米国オバマ政権は、前任者ブッシュが残した国際金融危機・サブプライムローンによる世界的な金融破綻から米国経済を立て直すために、金融制度改革に努力を傾けています。それは、銀行などが「金融」と同時に、「証券」と「保険」業をあわせて行ってきたグローバル化を正そうとするものです。
 米国金融改革の立て直しが完全にできるか否かは、日本の経済にも大きな影響をもっています。それによって、日本では不況が今後も長引くのか、消費税の税率アップなど増税はより差し控えることが必要か、低所得者に対してもより社会保障の充実が必要となるのか、とるべき経済政策に相違がでるからです。
 今回は、それらの解明のため「アメリカ経済論」がご専門の平野健先生をお招きして講演していただきます。
 そのうえで、あの「シッコ」の監督・マイケル・ムーア監督の、独特の体当たりインタビュー映画「キャピタリズム(資本主義)・マネーは踊る」を上映します。
 アメリカの金融バブル破綻による相次ぐ市民の困窮はひどいものです。見過ごすことはできません。
 ぜひ、お誘い合わせの上、多数の皆さんが参加されることをお待ちしております。
 ご期待下さい。そして、お誘い合わせの上、多数の皆さんが参加されることをお待ちしております。

9月30日(木曜日)午後6時から <無料>

場所・北法ビル3階会議室

(1) 午後6時5分~6時50分
  講演:「アメリカ発の経済危機-その背後にあるものは何か-」

  平野 健 さん(中央大学商学部准教授・九条の会東京連絡会事務局員)

(2) 午後6時50分~8時57分
  映画:「キャピタリズム・マネーは踊る」

  監督 マイケル・ムーア(2009年製作)

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2010年7月29日/講演・映画鑑賞会

 今年も、人類史上永久に忘れてはならない、残虐な被害を与えた「ヒロシマ」「ナガサキ」の日がめぐってきます。
 しかし今年は、例年とも違って、今後「核なき社会の実現」に向けて一歩を踏み出す希望の年となることを感じさせるものがありました。それは、昨年プラハにおけるオバマ演説において、続く米・ロ核兵器削減の合意、そして今年5月国連核不拡散条約検討会議における核兵器禁止条約の締結に向けた国際連帯の国際世論の高まりでした。
 この状況下で、今、盛り上がりをみせている国際的な平和運動の根底に何があるのか、また日本の核兵器廃絶運動・九条の会運動とどう関連するのかなどを、笹本潤さんに講演していただきます。
 笹本さんは平和憲法をもつコスタリカに留学し、また世界各地を訪ねて声を聞かれ、さらには幕張メッセにおける「九条世界会議」の開催を呼びかけ、これを成功に導かれました。最近では、「世界の平和憲法、新たな挑戦」を出版されています。
 講演と同時に、戦後GHQの廃止とともに、いち早くから原爆問題の悲惨さを映画化し、これを初めて社会に訴えた新藤兼人監督の名画「原爆の子」を上映します。
 ご期待下さい。そして、お誘い合わせの上、多数の皆さんが参加されることをお待ちしております。

笹本さんの著書

2010年7月29日(木曜日)午後6時から <無料>

場所:北法ビル3階会議室

(1) 午後6時10分~6時50分
  講演:「世界に広がる平和憲法の動き」

  笹本 潤 さん(弁護士・日本国際法律家協会事務局長)

  質疑応答(約20分)

(2) 午後7時10分~8時46分
  映画:「原爆の子」1952年(昭和27年)製作(96分)

  監督 新藤兼人 主演 乙羽信子・北林谷栄・宇野重吉

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2010年6月25日/講演・映画鑑賞会

 今回は、高遠菜穂子さんがお話しされます。あの事件後もイラクで支援活動を続けておられます。
 いま、世界が、日本が沖縄に米軍海兵隊基地を置いており、それが沖縄の人々から「海兵隊はいらない・出て行け」と言われているのを注目しています。
 海兵隊は、世界中の紛争地に、先制的に殴り込みをかける強襲部隊です。実際に、米軍の違法なイラク先制攻撃では、沖縄の海兵隊がその先頭に立って、投入されました。そして、2004年4月イラク・ファルージャを包囲し、市民に無差別・大量の殺りくを行った主力部隊でした。米軍海兵隊のファルージャ包囲攻撃は米軍包囲のため避難することもできなかった一般市民にも、無差別に攻撃を加え、多くのファルージャ市民を殺りくしたといわれています。
 海兵隊は、現在、辺野古を含む沖縄中部のキャンプシュワブ・同ハンセンの基地などを主要基地にして駐留しており、そこで都市型攻撃用に作られた人家を襲撃し、殺害する訓練を日々くり返しています。
 このような残虐な海兵隊はとくに、憲法九条をもつ国として、沖縄をはじめ日本のすべてから、その存在を拒否すべきものでないでしょうか。
 今回は、海兵隊がイラクでどんな残虐行為を行ってきたかなどを、イラク支援のボランティア活動を行っている高遠菜穂子さんに、映像を使って、お話ししていただきます。ぜひ皆さんのご参加をお待ちしています。

2010年6月25日(金曜日)午後6時から <無料>

場所・北法ビル3階会議室

(1) 午後6時10分~7時40分
  講演:「命に国境はない ―イラク戦争とは何だったのか―」

  高遠 菜穂子 さん(イラク支援ボランティア)
  イラクの生々しい映像を使用して講演されます。

(2) 午後7時50分~8時20分位まで
  質疑・ご意見

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2010年5月28日/中・高生のための映画教室

 5月は憲法月間です。この機会に、憲法を勉強し直してみませんか。やさしく、しかも憲法の真髄を映像化しています。
 憲法に書かれていることと、世の中の違い(誤り)を知り、その原因を深めることが、九条の輪を広めることにつながります。またとない機会ですから、ぜひ子供さん、お孫さんをお連れになって、参加して下さい。

2010年5月28日(金曜日)午後6時30分から <無料>

(1) 午後6時30分~8時10分
  「憲法を観る」のDVD上映

  製作・「憲法と共に歩む」製作委員会
  監修・伊藤 真(法学館憲法研究所所長)など

(2) 午後8時10分~8時40分
  中学校教師のお話し:「教育現場からの報告」

会場:東京土建北支部会館3階大ホール
今回の会場はいつもの北法ビルではありません。お間違えないよう、参加して下さい



大きな地図で見る

ねぇー山田君。けんぽう(憲法)って知ってる? きいたことある?
・どの国でも持っていて、一番偉い法律なんだって!
・人は、みな平等で、子供や学生の権利まで護ってくれているんだって!
・社会に出て働いていても、不利だったり、危険なことは、みんなで力を合わせて話合いで解決してくれるんだって。そういえば、プロ野球選手たちもストで不利な点を解決したことがあったよね!
・民主主義って、よくきく言葉だけど、中身知ってる? 国民が国や地域の政治を選ぶ権利を持っていることを民主主義って言うんだって。選ばれた議員さんたちは議会で税金の使い方を決め、正しく使われているか監視もしているんだってさー。無駄があってはいけないもんね。
・そういうことや、その他のことも、みんなけんぽう(憲法)に書いてあるんだってさ!
ねぇー山田君。みんな。早く、映画をみたいわね! そして、お話しもききたいなぁ!

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2010年4月23日/講演・映画鑑賞会

 今年は60年安保改定から50年。この経過の中で、今日相次ぐ、自衛隊の海外派兵(ソマリア・ハイチ)で、日米安保・日米同盟の姿が民主党政権下でますます変容をとげています。「理由」とならない理由をつけて派兵すること、それはとりも直さず、軍隊の保持を禁止している憲法九条に違反するものです。九条の存在に打撃を加え、今後に役立たないかの如く積み重ねているもので、九条を守る運動にとって見逃すことはできません。
 今回の企画は、日米安保・今日の姿の真髄に迫ります。「海賊・地震」・対策に、なぜ自衛隊が必要なのでしょうか。日本が行うべき支援は他にあります。
 これ以上、憲法九条を傷つける自衛隊の海外派兵を許さないために、何をなすべきかを皆さんと一緒に考えましょう。
 皆さんの御出席をお待ちしています。ぜひ、御参加下さい。

2010年4月23日(金曜日)<無料>

会場:北法ビル3階会議室(北区役所真向い)

(1) 午後6時10分~6時55分(45分)
  DVD:「どうするアンポ」の上映

  ・第1部/アンポは日本を守っているか
  ・第2部/安保の闇、立ち上がる人々
  製作 日本平和委員会・日本電波ニュース社

(2) 午後7時~8時(1時間)
  講演:「日米安保の取材から見えてきたもの」

  小林  アツシ氏  映像ディレクター・日本電波ニュース社
  「1961年の生れで、生れたときから基地があります。
   今回の映像はさらに若い人にとってわかりやすいものを、と心掛けました。
   昔でなく、今の問題なのだ、と伝えたい」と言われています。

(3) 質疑と意見交換

  皆さんの発言をお待ちしています。

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2010年3月26日/講演・映画鑑賞会

 次回・3月の企画は、いま問題の沖縄辺野古の「美しい海」と「国際保護動物ジュゴンの叫び」をとりあげます。沖縄に行かずとも分かる、宝の海をDVDなどで、皆さんと見て、聞いて、そして支援したいと思います。
 一国の首相と政権党の幹事長の双方が、ともに「金で政治を買ってきた」問題を露呈させ、早くも国民の信頼を大きく損なっています。この状況下で、「5月までに」と、国民に約束した普天間問題をどう解決するつもりでしょうか。
 あの人魚のモデル「ジュゴン」が生息する「美しい海・辺野古」に、問題を立ち戻させてはなりません。辺野古への着工を阻止するため、現地では座り込みの日々が続けられています。そして、その支援の輪が今日東京でも大きく広がっています。ぜひ、ご参加下さい。

2010年3月26日(金曜日)<無料>

会場:北法ビル3階会議室(北区役所真向い)

(1) 午後6時10分~7時10分(1時間)
  講演1:「沖縄辺野古における基地とのたたかいの報告」

  春田 一吉 さん (「東京の方々に辺野古を知ってもらおう」会 代表)

(2) 午後7時10分~7時40分(30分)
  講演2:「辺野古区の現状」(米軍基地の受入れで、分断される区民生活など)

  川北 慧 さん (一橋大学院生・研究テーマ「辺野古」)

(3) 午後7時40分~8時10分
  質疑と意見交換

  皆さんの発言を期待しています。

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2010年1月22日/講演・映画鑑賞会、憲法学習会

あけまして、おめでとうございます。
 総選挙における主権者・国民の投票行動で、ようやく暗夜の夜明けが到来しました。しかし、民主党政権の100日は、「憲法の目線」があいまいなため、重要な国政で大きな乱れがみられます。今後も引き続き国民のはげましと監視が必要です。
 新年初めの企画で、これまでのアフガン侵攻で何が破壊されてきたかの大切な企画をかかげました。そして、国際平和達成のために、イラクとともに、今後アフガン問題に、世界はどう関与していくべきか、を考えたいと思います。
 アフガンで必要なものは「命の水」であり、それを実践しているペシャワール会は軍事侵攻の早期撤退を要求していることをDVDで上映します。今日の世界平和の実現にとって重要です。ぜひご出席下さい。

2010年1月22日(金曜日)<無料>

会場 北法ビル3階会議室(北区役所真向い)

午後6時~7時
(1) 講演:「アフガン侵攻で、何が破壊されてきたか」
     「日本の関与はどうあるべきか。ペシャワール会の活動」

  白川 徹 さん(フリージャーナリスト・ASIAPRESS)

午後7時~8時
(2) 映画の上映:「アフガンに命の水を」ペシャワール会26年目の闘い(DVD・60分)

  企画 ペシャワール会

現地に必要なもの、それは「水と食料です。これがあれば、病気も争いごとも解決できます」をみずから実践し、大きな成果をあげている姿をお伝えします。

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2009年11月24日/「音楽と講演の夕べ」の祭典に合体
2009年12月11日/講演・映画鑑賞会

 ようやく総選挙が終わり、主権者・国民の見事な投票行動で、ようやく暗夜の夜明けが到来したかの感がする昨今です。しかし、完全に夜明けとなるよう、今後も引き続き国民のはげましと監視が必要です。
 年末に向けて、北法律九条の会の2つの企画をお知らせします。
 11月24日の企画は大変楽しいものです。ぜひ、入場券をお買い求めください(千円です)。
 12月11日の企画は、イラクに続いてアフガン情勢が深刻となる中で、イラク帰還兵の多数が精神的・肉体的障害の中で、「帰還兵士の会」をつくり、次々と米国内で残虐な無差別殺人行為とこれに伴う「交戦規則」の改変を告発しています。そして、イラクとともに、同じ状態にあるアフガンからの早期撤退を要求し、運動している姿を紹介します。これも、今世界平和の達成にとって重要です。ぜひご出席下さい。


第22回企画(北・九条の会「音楽と講演の夕べ」の祭典に合体)

2009年11月24日(火曜日)午後6時(開場)~9時
会場:滝野川会館・1階大ホール

(1) 日本フィルハーモニー交響楽団員の演奏

  曲目
  ・ドボルザーク作曲「アメリカ」
  ・五木の子守うた
  ・原爆許すまじ(合唱)、など

(2) 講演:「激動する情勢と9条・核廃絶の展望」

  一橋大学 渡辺 治 教授

入場券の発売
なるべく早く、北法律事務所へ電話で御申込み下さい(3907-2105)
大人/1000円、中・高生/500円(自由席のみ)


第23回企画

2009年12月11日(金曜日)無料
会場:北法ビル3階会議室

午後6時~7時
(1) 講演:「イラク帰還兵が語る戦場の真実」
     「そしてアフガンからの撤兵を」

  田保(タボ)寿一 さん(元テレビ朝日特派員・イラク戦争の取材記者)

午後7時~8時30分
(2) 映画の上映:「冬の兵士」(DVD・80分)

  製作:田保寿一氏

米軍が無差別にイラク市民を殺してきた実態と、「帰還兵士の会」が精神的・肉体的障害を乗り越えて、米市民へ告発し、大きな支持を得て米国中に、イラクとアフガンからの早期撤退を訴えている運動をお伝えします。

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2009年9月10日・2009年10月9日/講演・映画鑑賞会、憲法学習会

核兵器の廃絶こそ憲法九条ができた原点・伝えよう子らに、友人に
「核実験の被害と憲法状況の講演(討議)及び名画鑑賞」のサロン

 オバマ米国大統領が、これまでのブッシュ政権の態度を転換して、米国が「核兵器のない世界」の実現に向けて努力していく道義的責任があるとしたプラハ演説の影響が、今世界中に広がっています。
 短期日の間に、ヒロシマ・ナガサキの被爆者をはじめ、世界の核実験の被爆者を団結させ、今大きな声となって世界中に「核廃絶」の声を拡げています。
 米国の「核の傘」に依存してきた日本は、矛盾した態度を止め、唯一の被爆国として人類と共存できない核兵器禁止に向けて、すみやかに行動していく義務があると考えます。
 8月30日の総選挙では、憲法九条を保持し、核廃絶をはっきり求めていく政党が大きくなることを望みます。
 9月の企画では、7月核廃絶の企画に連続して、広島・長崎につづき、日本人として忘れてはならない「第五福竜丸」の悲劇が今日何を訴えているかを、第五福竜丸保存活動関係者の講演(解説を含む)とともに、新藤兼人監督の名画「第五福竜丸」で再現します。
 10月の企画では、総選挙がもたらした新たな政治情勢を踏まえて、鳥生忠佑弁護士が改憲情勢と問題点を講演します。それに続き、参加者皆さんからお声を出していただき、意見交換したいと考えています(これまでは、時間がとれず、参加者のお声を直接お聞きする機会が少なかったので、その機会としました)。
 いずれの企画も、大事なものです。御参加下さい。


第21回企画

2009年10月9日(金曜日)午後6時開始 無料

(1) 第2回・連続憲法学習会(その一)

  参加者の質問と意見で展開する憲法の学習「総選挙後の政治情勢と九条改憲の動向」
  講演:弁護士 鳥生 忠佑

(2) 質問と意見、そして交換

  「憲法九条はどうなるか。そして守るために今後何が必要か」


第20回企画

2009年9月10日(木曜日)午後6時~9時 無料

原爆許すまじ。国民の怒りを込めて、今、訴えます

(1) 講演:「第五福竜丸は今日何を訴えているのか」

  (財)第五福竜丸平和協会事務局長 安田 和也さん

(2) 「第五福竜丸」(1959年作品)上映

  怒りを込めて、今改めて全世界に訴える、新藤兼人監督衝撃の問題作上映
  監督:新藤兼人 出演:宇野重吉、乙羽信子他

●場所はいずれも、北法ビル3階会議室です

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2009年7月15日/講演・映画鑑賞会

第19回(7月)の企画:
核兵器の廃絶こそ憲法九条ができた原点・伝えよう子らに、友人に
「憲法状況の講演(討議)と名画鑑賞」のサロン

2009年7月15日(水曜日) <無料>

(1) 午後6時~7時(お話し・45分、質問応答15分)
  核兵器の廃絶をめざす日本法律家協会(略称・反核法協)会長 池田 眞規さんの講演

  「人類が生き残るために、いま何が必要か」―平和のグローバルデザイン―

(2) 午後7時~8時30分
  25年の歳月をかけて完成させたドキュメントの名画 名画「ヒロシマ ナガサキ」の上映

  スティーヴン・オカザキ監督(2007年製作・アメリカ)のDVD


 今年も、あの暑い夏が近づいています。
 北朝鮮は2度目の核実験(地下)を行った、と公表しました。こともあろうに、オバマ米国大統領がキッシンジャー元国務長官らの提言を受け、今年4月にプラハで、米国は「核兵器を使用した唯一の国として、核兵器の廃絶を進める道義的責任がある」と、世界に向かって演説したのに、です。
 核兵器は人類の生存を否定する兵器であり、米・ソなど5ヶ国で、この地球上に約1万発があると言われています。2度の原爆被害のもとでつくられた日本国憲法は、前文ですべての国民に「平和の中で生きる生存権」があり、これを実現するため九条は「戦争の放棄」を宣言して、人が人間としてもつ平和に生きる権利を保障しました。ですから、憲法にある、人類の生存と平和に生きる権利を守るには、核兵器の廃絶がどうしても必要です。
 この機に、「ノーモア広島・長崎」の声を大きくし、被爆国として日本はオバマ大統領の発言を率先して生かし、核廃絶を実現していくことが求められています。
 次回は、このための企画として、とくに反核法協の会長である池田眞規さんと被爆者の岩佐幹三さんをお招きして、核廃絶をどう求めて行くのか、それが九条を守る礎であることをお話していただきます。そのうえで、世界に被爆の実相をより伝えるために製作され、最近公開されたドキュメント名画「ヒロシマ ナガサキ」をご覧いただきます。この機会に、ぜひ御参加下さい。お待ちしています。

○場所は、北法ビル3階会議室(北区役所真向い)
ご家族・お子様、お友達を誘っておいで下さい(なお、飲み物などは各自ご持参下さい)。
御参加いただける方は、準備の都合上、事前に、お知らせ下さい。

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2009年3月12日・2009年4月24日/講演・映画鑑賞会

若き日の感動をこの機会に再び。そして、友人・子らに伝えよう。
「憲法状況の講演(討議)と名画鑑賞」のサロン

1.第17回(3月)企画・2009年3月12日(木曜日) <いずれも無料>

(1) 午後6時~6時40分
  作家 早乙女 勝元さんの講演

  「語りつぐ、平和への想い」―東京大空襲とわたくし―

(2) 午後6時40分~8時25分
  戦火に逃げ惑う、あの東京大空襲(3月10日)が今日よみがえる 名画「戦争と青春」の上映

  毎日映画コンクール特別賞、他数多くの賞を受賞
  監督:今井正 氏 原作と脚本:早乙女勝元 氏

2.第18回(4月)企画・2009年4月24日(金曜日) <いずれも無料>

(1) 午後6時~7時30分
  実施を前に、「これだけは知っておきたい、裁判員制度の問題点」

  講演:弁護士 鳥生 忠佑、同 坂田 洋介(質問があれば、どうぞ)

(2) 午後7時30分~8時15分
  なぜ、やってもいない罪を「自白」したのか 冤罪はいかにして作り出されたか

  「つくられる自白-志布志の悲劇」の上映
  企画・製作:日本弁護士連合会
  監督:池田博穂氏・製作: 青銅プロダクション

(3) 午後8時15分~8時45分
  「志布志の映画を撮影して」

  講演:池田 博穂 監督

○場所は、北法ビル3階会議室(北区役所真向い)
ご家族・お子様、お友達を誘っておいで下さい(なお、飲み物などは各自ご持参下さい)。
御参加いただける方は、準備の都合上、事前に、お知らせ下さい。

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2008年12月19日・2009年2月6日/講演・映画鑑賞会

1.第15回企画・2008年12月19日(金曜日)

(1) 午後6時~8時15分/会場:北法ビル3階会議室(北法律事務所)
  90年前に日本軍人がドイツ軍俘虜の人権を守った奇跡の真実
  今年の終りは、「バルトの楽園(ガクエン)」で、日本初のベートーベン第九の合唱を聴こう

  ――ドイツ兵捕虜の収容所隊長及び地元民へ感謝で贈る「歓喜の歌」――
  出演:松平健、ブルーノ・ガンツ、監督:出目昌伸

 第一次世界大戦で日本軍の捕虜となったドイツ兵が徳島県鳴門市に設置された板東俘虜収容所を舞台に、ドイツ兵捕虜たちが所長と地元民との交流を通じ、パンの製造をはじめ種々の西欧文化と技術を教え、遂には帰国前に、日本で初めてベートーベン作曲第九を合唱付で演奏したという、知られざる真実の物語です(加えて、カラヤン指揮の本格的な合唱も演奏されます)。

 皆さん、今年はこれを聴いて、年の終りを迎えましょう。ぜひご参加下さい

(2) 午後8時15分~8時45分/「みんなでトーク」・北法律九条の会の活動、
  その他に関して意見の交換

  北法律九条の会の活動は、皆さんのご参加で別紙(当日配布)のとおりとなりました。

 講演、連続学習会そして映画の上映は、すべて平和と民主主義、そして人権を守るための活動でした。今後の活動のためにこれなどをもとに自由にご意見を交換しましょう。

2.第16回企画・2009年2月6日(金曜日)

(1) 午後6時~8時/会場:北法ビル3階会議室(北法律事務所)
  「それでも対テロ戦争を続けるのか」
  ――アフガニスタンの複合的な人道危機――

  講演(DVD上映):谷山 博史 氏(日本国際ボランティアセンター代表理事)

 いま、アフガニスタンはイラク以上に戦闘が激化しています。このような状況にありながら、ブッシュはこれまで自衛隊の派遣を強く要請しています。このため、日本はすでに調査団を派遣し、報告書を政府に提出していますが、国会でもその内容を明らかにしていません。

 谷山(タニヤマ)さんは、これまで長くアフガニスタン問題に関してこられ、その実状をもとに「軍事では平和は実現しない」ことを最も良く知っておられます。どうすれば、アフガニスタンに平和がもたらされるのか、ペシャワール会の伊藤さんはなぜ殺されたのかなどをお話しいただきます。ぜひ、ご参加をお待ちしています。

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2008年10月31日/講演会

戦後の鈴木安蔵先生を通じ、日本国憲法に影響を与えた
明治初期における植木枝盛の憲法案の革新性について

1.日本の政治は、いま国民から大きく転換を求められています。

 このような時に、国民が憲法にもとづき合法的に、政府を取替えることができる、その他抵抗する権利があると、明治の始めに憲法案に書いて政府に提出した日本人がいたことを御存知ですか? それが、世界に誇れる植木枝盛の憲法案です。

 植木枝盛の書いた憲法案は、鈴木安蔵先生中心の戦後の「憲法草案要綱」を作成する討議の中でも紹介され、いまの日本国憲法にその精神が引き継がれています。

 それがどのような憲法案であったのか、資料を配布して講演します。

2.九条の会の運動は、着実に全国的に草の根を広げています。

 今年5月初めに行われた「九条世界会議」は世界42の国と地域から200名の参加があり、3日間で計2万人の参加者があり、大きく盛り上がりました。

 講演につづいて、今回は「九条世界会議」の盛り上がった様子をDVDで上映します。そこでは①如何に多くの人々から国際的に日本の憲法が支持されているか、②それは世界の国々に何を求め、達成していくカギとなっているか、③九条が日本から失われたとき、国際的、とくにアジアの国々では軍備増強に走ることになるか、などが熱心に語られています。

 当日、参加できなかった人も、この機会に「九条世界会議」で語られた「九条のもつ意義と力」に接して下さい。ご参加の回答をお待ちしています。

第14回企画・2008年10月31日(金曜日)<無料です>
  • 午後6時~7時/明治初期における植木枝盛の憲法案の革新性について」
            講演:弁護士 鳥生 忠佑(東京北法律事務所)
  • 午後7時5分~8時45分/世界は九条をえらび始めた「九条世界会議」の姿・DVD上映

○場所:北法ビル3階会議室

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2008年9月26日/講演会

映画「日本の青空」上映に先立ち、
「鈴木安蔵先生と日本国憲法の誕生」講演会のお知らせ

 今年も、敗戦の8月15日が過ぎ、戦後の焼跡で、そして飢えとたたかいながら、ようやく生きた、あの困難な生活の日々が強く想い出されます。そのこともあり、次回講演会は「日本国憲法の誕生」をとりあげました。

1.その中でいち早く、「新しい国づくりには、新しい憲法が必要だ」「われわれが憲法研究会をつくって、新憲法の原案を作ろう」と立上った7人の学者・文化人がおられました。その中心となったのが、憲法学者鈴木安蔵先生でした。そして、憲法研究会は、新憲法は政府がつくるのでなく、国民が作るのが大切と、政府案に先立ち、2ヶ月間で、58条に及ぶ憲法草案要綱を作成しました。これをGHQに提出し、新聞にも掲載しました。それが、今の日本国憲法の骨子となったのです。

 その経過を、史実にもとづいて、中心となった憲法学者鈴木安蔵先生の活動とともに、「日本国憲法の誕生」を三団体の共催で、鳥生忠佑弁護士が下記の日時と場所で講演します。

 この講演会では、それに先立って、北区をはじめ各所で活躍している藤澤るみさんが、有名な平和を求める詩をライヴにのせて朗読します。お見逃しなく、御参加下さい。

2.なおこの北区でも、この日本国憲法誕生の歴史的真実を映画とした「日本の青空」を上映しようと、幅広い人々が結集して、実行委員会が結成されました。

 映画上映は11月27日(木)で、当日は赤羽会館で午前、午後、夜間の3回に分けて、「日本の青空」を上映します。ぜひ、前売券(1200円)を御購入下さい。お買いいただける方はFAXで東京北法律事務所へ御申込み下さい。ぜひ、ご参加と御購入をお待ちしています。

第13回企画・2008年9月26日(金曜日) <参加は無料です>
  • 午後6時30分~7時10分/いのち…愛と平和と希望のライヴ
                 朗読とメッセージソング:藤澤るみ
  • 午後7時15分~8時15分/「鈴木安蔵先生と日本国憲法の誕生」
                 弁護士 鳥生 忠佑(東京北法律事務所)

○場所 岸町ふれあい館:3階第5会議室

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2008年8月2日/講演・映画鑑賞会

若き日の感動をこの機会に再び。そして、友人・子らに伝えよう。
「憲法状況の講演(討議)と名画鑑賞」のサロン

第11回と第12回は8月に一体で、実録「東京裁判」を一挙上映

 今年も、日本人として忘れ難い8月がやってきます。それは、残虐な広島と長崎への原爆投下、8月15日の日本敗戦、そして戦後焼跡の中を、食糧難に耐えながら必死に生き、軍国主義から解放され民主化を手にした国民の今後へ向けた思いの詰った月でした。

 それが、九条の改憲が現実のものとなり、危機が進行しています。このときにあたって、今は憲法学習の重要性が強く指摘されている時です。この時に合わせて、北法律九条の会では、今年の8月を、改めて「日本の過去の歴史の真実を実録で学ぶ月」にしたいと考え、映画ではない記録の映像である「東京裁判」(小林正樹監督)を上映することにしました。

 この「東京裁判」のもととなった膨大なフィルムは、アメリカの国防総省が第二次大戦の記録として秘蔵してきた3万巻のフィルムが解禁となり、そのなかから日本関係のものを選び、満州事変、日・中戦争、ファシズムの膨張、第二次世界大戦と終結まで、を編集したものです。日本は歴史の真実として何を行ったのか、「東京裁判」は何を明らかにしたかを訴え、問うています。中でも、東条英機対キーナン(検事)の生々しい論争は圧巻です。

 この「東京裁判」はもとが4時間30分に及ぶため、これを見るには長時間を要する困難があり、まだ国民の多くが見ていないと考えられます。これを北法律九条の会では、下記の8月の土曜日の午後を選んで、一挙に上映したいと企画しました。

 この機会に、過去にたどった日本の姿をお見逃しなく、御覧下さい。

第11回企画・2008年8月2日(土曜日)<無料です>
  • 午後1時~6時(途中休憩あり)/映画の上映:「東京裁判」
                    監督:小林正樹(1983年製作・長編記録映画)

○場所:北法ビル3階会議室

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2008年5月29日・6月27日/講演・映画鑑賞会

若き日の感動をこの機会に再び。そして、友人・子らに伝えよう。
「憲法状況の講演(討議)と名画鑑賞」のサロン(第9回(5月)・第10回(6月))

 異常気象のせいで、今年は桜が数日で満開になり、暑い夏がやって来そうです。

 2度継続した「9・11の真相」はどうお考えですか。「テロリストと名指しされた人々が生きている」、「日本人も24名死亡しているのに、政府は何も動かない」、「国際的に広がっているか」など、究明になお大きな問題が残されています。そこで、この問題で、国会で総理に質問し、さらに欧州議会、国際シンポでもお話しされた藤田幸久さん(民主党・参議院議員)をお招きして、世界はどう見ているか、それは「世界に広がっている」ことのお話しをお聞きすることにしました。

 藤田幸久さんは以前北区で衆議院議員を務められ、昨年茨城から参議院議員に選出されました。
 憲法学習会と政治の状況も、いよいよ山場にさしかかりました。今、この時は学習によって日本の憲法の心髄を知り、これを広めることが大切です。

 この2つの企画に、皆さんのひきつづく御参加をお待ちしています。

<いずれも無料です。>

①第9回企画・2008年5月29日(木曜日)
  • 午後6時~8時/講演と映像の上映:「世界に広がる、9・11の真相解明の動き」
            藤田 幸久氏(参議院議員)
②第10回企画・2008年6月27日(金曜日)
  • 午後6時~7時/講演と憲法学習会:
            講演:「どうなる、待ちに待った解散・総選挙」
            憲法学習会:「自民党と民主党の憲法「改正」の一致点と相違点」

            弁護士 鳥生 忠佑(東京北法律事務所)
  • 午後7時~約9時/名画の上映:「シッコ」
             監督・脚本:マイケル・ムーア(2007年版)

     アメリカの医療制度は今「シッコ(病気)」です。大多数の米国民は健康保険がなく、高額な保険でも助けられず、苦しんでいます。私達は今の状態でも、日本に生れて良かったと思わしめます。
     日本の医療をこれ以上悪くさせないために、アメリカを知ることが大切です。アメリカ医療の荒廃の実態をご覧下さい。

○場所はいずれも、北法ビル3階会議室

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2008年3月21日・4月18日/講演・映画鑑賞会

若き日の感動をこの機会に再び。そして、友人・子らに伝えよう。
「憲法状況の講演(討議)と名画鑑賞」のサロン(第7回(3月)・第8回(4月))

 北法九条の会の1月定例会は参加者全員がびっくりしました。それは大阪からお呼びした講演者西谷さんが、イラクの子供たちの置かれた悲惨な状況に、救援を熱心に呼びかけられただけでなく、アフガン・イラク攻撃の元となった、あの「9・11惨劇は謀略の疑いがある」との声がいま国際的に広まっていると、DVDで3ヶ所の建物倒壊の写真を写しながら説明したからでした。

 正直なところ、「証拠付き」で語られた話しには弁護士も弱いものですが、4つの建物の倒壊・破壊はあまりにも不自然で手際が良く、これはひょっとするとブッシュにアフガンとイラク攻撃をさせるために、謀略機関の工作も加わっていたのか、と考えさせるものでした。

 そこで、疑問をさらに解明するために、次回の3月に、日本でこの問題で本を出版されている女性ジャーナリストをお呼びして、もう一度DVDの映像をもとに講演と解説をしていただきます。この問題は、日本の憲法九条の改憲問題とも深く結びついています。

 もし、これが本当なら、世界的にも今までにない大変な謀略です。皆さん、もう一度ご覧のうえ、確かめ、お考え下さい。この機会を逃さないように、新たな方も御参加下さい。

<いずれも無料です。>

①第7回企画・2008年3月21日(金曜日)
  • 午後6時~8時30分/講演と映像の上映:「9・11の真相とは」「誰でもできる平和のつくり方」
               きくち ゆみ 氏(ジャーナリスト・通訳)
②第9回企画・2008年4月18日(金曜日)
  • 午後6時~7時/講演と憲法学習会:
            「サミット後の秋まで、舞台は休演か」―結局、任期満了で幕閉め・解散か―
            「日本国憲法のどこが優れ、どこが弱点か」
  • 午後7時~約9時/名画の上映:「不都合な真実」
             パラマウント制作、出演:アル・ゴア

     アル・ゴア元米国副大統領が地球と人類の未来を予見する驚きのドキュメンタリー。地球温暖化の進行が猶予を許さない現実問題であることを知らせる。

○場所はいずれも、北法ビル3階会議室

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2008年1月18日・2月22日/講演・映画鑑賞会

若き日の感動をこの機会に再び。そして、友人・子らに伝えよう。
「憲法状況の講演(討議)と名画鑑賞」のサロン(第5回・第6回)

 北法律九条の会・サロンは、昨年9月に開設しました。北法ビルの3階会議室です。

 鳥生弁護士の講演・憲法学習会につづく、名画の上映は、9月に「はだしのゲン」、10月に「ガラスのうさぎ」、11月に「ひめゆりの塔」、12月に「黒い雨」と続き、大変好評でした。

 憲法九条を守る活動として、北法律九条の会は、今年も月1回、1月と2月は次の予定で講演と名画の上映を行います(いずれも無料です)。

①第5回企画・2008年1月18日(金曜日)
  • 午後6時~/映像の上演:アメリカ軍の撤退を求めて「イラク戦場からの告発」
  • 午後7時~/講演:「報道されなかったイラク戦争」
          西谷 文和氏(イラクの子どもを救う会)

     フリージャーナリストであり、イラクの子どもを救う会会長として、生々しい事実を語ります。

②第6回企画・2008年2月22日(金曜日)
  • 午後6時~7時/講演と憲法学習会:「幕は上がったが、新たな政治は舞台で始まるか」
            弁護士 鳥生 忠佑
  • 午後7時~約9時/名画の上演:「この子を残して」
             監督:木下恵介(1983年作品)

     8万人の死者を出した長崎原爆の悲惨。被爆者永井隆博士の生涯をつづる名画。

○場所はいずれも、北法ビル3階会議室

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2007年11月16日・12月14日/講演・映画鑑賞会

若き日の感動をこの機会に再び。そして、友人・子らに伝えよう。

「憲法状況の講演(討議)と名画鑑賞」のサロン(第3回・第4回)

早や10月、異常な暑い日が続いた後に急激な低温が来たりしています。お体を御自愛下さい。
政治の方も、安倍首相が国民に説明のないまま、「政権を投げ出し」、今度は国民が求めているどの点を直すのかも十分に示さないまま、自民党の福田康夫氏が首相に選ばれました。

これで、日本の政治が変わるでしょうか。あれほど、国民に「戦後レジュームから脱却」などと、国民に危機感を持たせた「憲法改悪」を止めるのでしょうか、それとも、ただ先送りにしようとしているのでしょうか。見きわめを要する重要な課題です。

危険な改憲を隠したまま、すでに決っているからとして、今後も「自民党・改憲草案」を実現していくのであれば、まず衆議院を解散して、総選挙で国民の信を問うべきではないでしょうか。

先回、東京北法律・九条の会の第一回サロンは、講演と名画「はだしのゲン」に多数の方の御参加いただき、名画に皆さん涙を流され、大変好評でした。

続いて、サロンの第3回と第4回の企画をお知らせします。

引き続いて、戦争の悲惨な体験を今後も長く承継していただくために、次の講演と名画の上映を行います。ぜひ、御参加下さい。お待ちしています。

①第3回企画・2007年11月16日(金曜日)<いずれも無料です。>

  • 午後6時~7時/講演・討議「福田内閣は改憲を推進するのか」
  • 午後7時~約9時/名画「ひめゆりの塔」昭和28年11月公開、今井正監督

    昭和20年太平洋戦争の末期、米軍の総攻撃を受けた沖縄島の南端に散ったひめゆり学徒200余名。安全な場所はなく、摩文仁の洞窟に追い詰められ、相抱いて、美しくも、悲しく散った乙女たちの沖縄秘史。

    永遠の平和を、気高く世界に訴えた今井正監督の名映画を上映します。

②第4回企画・2007年12月14日(金曜日)
  • 午後6時~7時/講演・討議「自民党の改憲スケジュールは、生きているのか」
  • 午後7時~約9時/名画「黒い雨」平成元年制作、今村昌平監督

    広島に投下された原爆による黒い雨。それをあびた若い女性を引取る叔父夫婦。5年後、矢須子のもとへ縁談が持ち込まれるが、『ピカに遭った女』という噂から、いつも破談に…。

    黒い雨で、人生を狂わされた数多く障害。語り継ぐべき名映画を上映します。

○場所はいずれも、北法ビル3階会議室

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2007年9月7日・10月12日/講演・映画鑑賞会

「憲法状況の講演(討議)と名画鑑賞」のサロン(第1回・第2回)

若き日の感動をこの機会に再び。そして、子らに伝えよう。
「憲法状況の講演(討議)と名画鑑賞」のサロン(連続)

やっと夏が到来しました。御健勝のことと存じます。

参議院選挙は劇的な結果で終わりました。これが、新しい政治の始まりであることを期待します。憲法「改正」問題は、安倍首相の動向とともに、今後も「要警戒」です。

そこで、北法律九条の会では、参議院選挙で示された「九条を守る国民の声」をさらにいっそう広げていくために、今後も定期的に、憲法状況を検討し、平和を守る礎である戦争体験を風化させず、また戦争こそ最大の環境破壊であることを、世代を超えて承継していただくことを支援したいと考えています。このため、想い出の名映画などを、皆様とご一緒に鑑賞していくことを企画していきたいと思います。御意見をお寄せ下さい。

幸い、東京北法律九条の会は、真新しい北法ビルの中にあり、しかも3階は、映写設備の設置もすでに完了し、秋からこのための劇場としても使用できることになりました。これまでに、3階「会議室」は、皆様方の所属する組織・団体から「会議用」に御使用いただいておりますが、DVD・ビデオの上映器機の「貸出し」もできることになりましたので、新名所と言われる北法ビル3階「会議室」をより広く御活用いただけますよう、お願い申し上げます(なお、土曜日の御使用も受付けています。御相談下さい)。

<いずれも無料です。>

①第1回企画・2007年9月7日(金曜日)

  • 午後6時~7時/講演・討議「今後の憲法「改正」はどうなる」
  • 午後7時~8時半/映画「はだしのゲン」

    昭和20年8月6日広島。原爆の強烈な閃光と巨大な火の玉が走り、ゲンと母を残し一家は家の下敷きに。天皇の敗戦放送に、母は「戦争を止めさせる力がおありなら、どうして戦争を始めるのを止めて下さらなかったのですか」と必死に叫ぶのだった。………。

②第2回企画・2007年10月12日(金曜日)

  • 午後6時~7時/講演・討議 「攻められたら、どうするか」
  • 午後7時~8時半/映画「ガラスのうさぎ」

    昭和19年。14歳以上の女学生も女子挺身隊員となった。実家、東京・両国のガラス工場は、昭和20年3月10日東京大空襲で全焼。死者をさがす焼跡から、無残に溶けたガラスのうさぎが出て来るのだった。………。

場所はいずれも、北法ビル3階会議室

ご家族・お子様、お友達を誘っておいで下さい(なお、飲み物などは各自ご持参下さい)。

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2007年6月3日/北法律・九条の会 見学会

東京大空襲戦災資料センターの見学

北法律九条の会 東京大空襲戦災資料センター見学の御案内

新緑の映える季節となりました。御健勝のことと存じます。

今年の5月3日は憲法施行60周年の記念日です。しかし、この祝日までに自民・公明の両党は衆議院に続いて参議院の審議を強行して、3年後まで施行を凍結するという、急ぐ必要のない憲法改正国民投票法案を成立させようとしています。

憲法「改正」問題は、このような重要な時期にありますので、平和を守ることの大切さをいっそう広めていくために、私たちの九条の会では、東京・江東区にある身近な東京大空襲・戦災資料センターを皆さん方とご一緒に見学する企画を立て、御参加を御呼びかけすることになりました。

62年前の3月10日夜半、東京の下町を襲った米軍B29大編隊の焼夷弾攻撃によって、下町一帯は猛火に包囲され、一夜にして10万人以上の方々が灼熱地獄の中で焼死させられました。これは、戦時とはいえ、非戦闘員を標的にし、しかも計画的に無差別・大虐殺を行った点で国際法と人道に反する、忘れてはならない戦争犯罪の悲惨な歴史的事実でした。

私たちは、この歴史的事実を風化させず、これを今後に語り継いでいくためにも、遺族をはじめ多くの人々の善意と淨財で集められた戦災資料センターの資料から改めて学びたいと思います。同時に、戦災殉難者供養碑を訪ねて、犠牲となった多くの方々を追悼し、憲法九条をもつことの大切さを改めて実感したいと考えます。ぜひこの機会に御参加下さい。

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2006年11月10日/第一経理 一・一会 特別講演

定例一・一会での講演 法律家が語る「憲法の生きた姿・戦わない国」
―9条が実現した「戦前と決別した人権と生活重視」の社会―

法律家が語る「憲法の生きた姿・戦わない国」
―9条が実現した「戦前と決別した人権と生活重視」の社会―

講師 鳥生 忠佑
日本民主法律家協会代表理事
東京北法律事務所所長
弁護士

1.憲法の基本規定とその理念

日本国憲法の立場

  • 国民主権主義
  • 恒久平和主義
  • 民主主義
  • 基本的人権尊重主義

(旧)大日本帝国憲法の立場

  • 天皇が統治権の総攬者(天皇の名で行う)
  • 陸海軍の統帥権・天皇が大元帥
  • 天皇ハ神聖ニシテ侵スベカラズ・勅令発布権
  • 日本臣民は法律の定めに従い義務と自由を有する
2.憲法の生きた姿はどこに現れているか

(1)恒久平和主義(9条と前文)

  • イラク派遣自衛隊(延550人)が一発の弾丸も撃たずに撤収(7/17)
    2年半死傷者なし、国際的に「戦わない国、それが日本」の評価
  • 集団的自衛権の行使(保有も)は禁止(安保条約があっても)
  • 核兵器の保有は禁止(大量のウラン・プルトニウムがあっても) など

(2)民主主義(第2章)

  • 20歳以上の男・女に平等の選挙権、男女同権、思想・良心の自由、言論・表現の自由、検閲の禁止  など

(3)基本的人権尊重主義(第2章・7章)

  • 医療における皆保険、国民年金・介護保険、生活保護などの社会保障
  • 租税法律主義、応能負担主義(累進課税)、消費税の違憲問題  など
3.どうして、このような憲法ができたのか

(1)歴史上異例な日本国民の戦前体験

  • 相次ぐ戦争(とくに15年戦争・太平洋戦争)で、アジア諸国と国民に悲惨・残虐な被害、二度にわたる原爆被害の体験
  • ①「二度と再び」、②「如何なる形でも」、③「戦争しない」の決意に結実

(2)この国民の「決意」が憲法に取り入れられた(前文・9条ⅠとⅡ項)

  • ア.1億国民の総意として、
    • もともと、自衛のためなら持てるものでも、
      • すべての戦争は「自衛」を名目に行われてきた
      • 今度戦争したら、核兵器の使用で人類が滅亡する
    • だから、戦力は持たず、国の交戦権は行使しないと決断したもの
  • イ.憲法の公布・施行は世界に対する日本国と国民の宣言(約束)です

(3)ポツダム宣言受諾(日本の無条件降伏)の役割

  • 受諾日1945年8月15日(宣言・1945年7月26日)
  • 第10項・戦争犯罪人の厳重処罰・民主主義的傾向の復活強化
    • 言論宗教思想の自由、基本的人権尊重

(4)憲法を知ること・それは正しい歴史を知る(歴史認識をもつ)ことに直結

4.日本国憲法のどこが宝なのか(国際法を超えるもの)

(1)「戦わない国」を構成するもの

  • 憲法9条第Ⅰ項・「国権の発動たる戦争の放棄」を宣言
  • 同   第Ⅱ項・「戦力の不保持」のうえに、「国の交戦権否認」を宣言
  • 憲法   前文・「全世界の国民が平和のうちに生存する権利を有することを確認する」(平和的生存権)

9条と前文は「人類が初めて到達した平和の最高指針」なのです

(2)「戦わない国」が依拠するもの
すべてを話し合い・外交努力で解決する(解決できないものはない)
国連憲章の立場で行動する(集団安全保障)

(3)「戦わない国」により、これまで日本が得たもの
早期の独立・賠償の放棄・原水爆禁止の国際運動の発展
経済的発展(世界第2位の地位)・「平和国家日本」の評価  など

5.なぜ、今憲法改正が必要か(安倍語録の混乱と整理)

(1)

  • 「占領時代の残滓」だから
  • 東京裁判史観(敗者の視点)で作られているから
  • 時代に合わなくなっているから

(2)憲法改正に5年はかかる? 核の議論は必要でないか?

(3)「日本の侵略・植民地支配」「従軍慰安婦問題」など

6.「戦わない国」を示す憲法9条は、核時代の未来を照らす安全保障です

国内では、恒久平和主義は人権保障と社会保障の充実をめざす民主主義の砦です。
思想・信条をこえて、憲法9条を守りましょう。そのために手をつなごう。

定例一・一会でのご講演ありがとうございました。大変感動的ですばらしい内容だったと思います。参加者は50名を越え事務局を入れると60人近くになりました。

録音のCDを送ります。

第一経理 税理士 乾川 日出夫

 

第一経理ニュース(12月号より)
特別分科会・講演

法律家が語る憲法9条の生きた姿「平和こそ人権保障の砦である」

「自衛隊のイラク派遣が一発の弾丸も撃たず、1人の死傷者もなく撤収できたのは、憲法九条があるからです。」

「国民主権、恒久平和、民主主義、基本的人権尊重を謳う憲法は、環境権やプライバシー権など具体的規定がなくても解決できる力を持っています。」

「アジアの諸国と国民に悲惨・残虐な被害、そして二度にわたる原爆被害の体験から、国民の決意として生れた。」と、憲法成立の過程から、憲法が現実の生活にどう生きているか具体的に語っていただきました。

昨年に引き続き、平和問題を分科会で取上げました。参加者からは、「感動した。」「中小企業は、商売だけでなくその基本である平和を論ずることが大事。今後も続けてほしい。」と感想が寄せられました。

地域、経営者、税理士の「九条の会」の方も多数参加。会場には北区平和委員会の協力で戦時中のポスターなどが展示されました。

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2006年10月21日/北法律・九条の会 見学会

靖国神社「遊就館」と「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」の見学会

  • と き/2006年10月21日(土) 正午12時(各自で昼食をすませてきて下さい)
  • 集合場所/地下鉄九段下駅・1番出口の下(靖国神社大鳥居に直近出口の下)(東京メトロ東西線・都営新宿線・半蔵門線「九段下駅」下車)
  • 参加費/1,000円(入館料・元区議さんの説明案内の謝礼を含みます)

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2006年9月29日/北法律・九条の会 第3回学習会

講演 戦犯の「合祀」で、戦争責任との「決別」か

戦犯の「合祀」で、戦争責任との「決別」か
講演・弁護士 鳥生 忠佑

1 いま、なぜ、日本の「戦争責任」か

(1) 戦争責任の変遷
小泉首相の靖国参拝(8.15)・内外の批判に「内政干渉」、戦争責任否定発言の多発

  • 戦後日本の骨格の確立・ポツダム宣言受諾①無条件降伏(5項)、②軍国主義勢力の除去(6項)、③戦争犯罪人に対する厳重な処罰(10項)
  • 憲法の公布・9条と前文に結実、謝罪のうえで平和国家に再生を宣言
  • サンフランシスコ平和条約(1952年・昭27)・連合国のすべての「裁判」を受諾、今後の刑の執行を約束(11条)
  • 保守合同(1955年)による自民党誕生・戦後初の憲法「改正」の動き、挫折
    ★靖国神社A級戦犯の「合祀」(1978年・昭53)・靖国神社の性格変更
    「戦没者の慰霊」施設・護国神社の一つから、「国のために殉じた者を祀る」15年戦争「正当化」施設へ
  • 自民党改憲第一次草案公表(2005年)・「国を愛する心」「軍隊の保持」「海外派兵」を明記、それでもなお第二次草案が必要(安倍首相)

(2)「祭神」合祀に政府の指導と関与・旧厚生省「靖国神社合祀要綱」原案にもとずく「祭神名票」の交付再開(1956年・昭31)、A級戦犯も追加

  • 戦争責任の希薄化、「決別」へ・9条「改正」への世論づくりを推進
  • 憲法「改正」の実現・戦争責任の「消滅」となるか
  • 日本は再軍備・海外派兵、日米軍事同盟の強化、核兵器の保有も

(3)「戦争責任」・日本と日本人の「置き忘れていたもの」、主体的な再起が必要
日本の戦争責任究明は・憲法9条を守る運動と表裏の関係

2 日本の戦争責任の究明は、人類破滅の防止に大きく貢献する
  • (1)広島・長崎へのアメリカ政府の原爆投下責任の究明
  • (2)東京・大阪などの大空襲(残虐・無差別殺傷)責任の究明
  • (3)核兵器廃絶の条約化を推進
  • (4)核実験全面禁止の条約化を推進
  • (5)日本の核兵器三原則の強化
  • (6)自衛権にもとづくものでも、核兵器の使用は国際法違法、など
3 「戦争責任」とは何か(試論)

(1)対象となる責任・戦争を指導した者の責任
責任の範囲・①戦争を起こした者、②戦争を遂行した者、③戦闘行為以外で人を殺傷した者
具体的分野・軍部、官僚、マスコミなど「権力者・権力に近い者」

  • ①天皇・大政翼賛会の指導部の責任はどうか
  • ②「強制された者」の責任は免れるか

(2)問うべき戦争責任の期間
15年戦争の期間(満州事変・日中戦争・太平洋戦争)・侵略と植民地支配中

(3)区別すべきもの

  • ①1億総懺悔論
  • ②日中国交回復における中国政府の区分・戦争指導者(A級戦犯、他)と国民との区別

(4)責任究明の法的根拠

  • 国内法・日本の刑法などの法規
  • 国際法・不戦条約、国際連盟規約・国連憲章 など
    • 東京裁判の判決・ニュールンベルグ裁判の判決
    • ハーグ陸戦法規・ジュネーブ諸条約
    • 国際司法裁判所の勧告的意見(1994年・平成6年) など
4 日本が変われば、世界が変わる
  • 「戦争責任」と平和国家建設の誓いを軸にして、正しい「歴史認識」を広げよう
  • 日本の戦争責任をもとに、戦勝国の「戦争責任」にも声を強めよう
  • 「戦争責任」の究明で、かつての戦争国家日本(世界第2位の経済大国)が新たに
  • 変われば、日本と世界の平和的発展が前進する
5 どのような方法で「戦争責任」を問うのか

戦後60年を経過している今日のもとで、世論を拡げていくことが大切

  • ①各界・各分野ごとに討議を深め、戦争を指導した部局、地位、年次的就任者などの調査結果を公表していく
  • ②責任者の反省と謝罪などを、広く公表していく  など

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2006年2月24日/新春セミナー

講演 自民党新憲法草案のような世の中になったら、大変です。
――自民党新法案は、「戦争するために、憲法を変えよう」とするもの――

(2006年2月24日 新春セミナーにおける講演の内容)

自民党新憲法草案のような世の中になったら、大変です。
――自民党新法案は、「戦争するために、憲法を変えよう」とするもの――
講演・弁護士 鳥生 忠佑

第1 自民党全面改正案の正体は何か

1.現憲法-自民党草案=戦争をするために、「交戦権の否認」(憲法9条Ⅱ項)を削除しよう

  • 普通の国(戦争ができる国)になる、のではない
  • 「憲法を変えて、戦争に行こう」、でもない
  • 「戦争をするために、憲法を変えよう」とするもの

2.自民案に貫かれている軍国的措置

前文・「国」と「自ら」と「守る責務」を分断したのを(合わせると、「国防の責務」となる)

9条Ⅱ項・削除(とくに、「交戦権の否認」)

  • 9条の2・自衛「軍」の保持を付加
    • 制約のない海外派兵
    • 自衛軍の組織は法律で定める(徴兵制もできる)を付加
  • 26条Ⅲ項・軍事裁判所(軍法会議)の設置
  • 20条Ⅲ項・宗教上の儀礼、習俗的行為の解禁
  • 86条Ⅱ項・内閣に国会議決のない予算支出権
  • 12条・国民の権利と義務の根底からの制限(「公益」と「公の秩序」)
  • 96条・憲法改正は、一方の発議で、両院の過半数の議決でよい、など

3.今、自民党内で草案再修正の動き(より右翼的立場から不満)

「自民党らしさ」・伝統、文化、国柄を入れよ、で混乱

  • 自民党憲法調査会と新憲法起草委員会の対立
  • 前文を旧中曽根案に修正したい、が中心
  • 9条では、自衛権の中に「集団的自衛権」が含まれる、としたい

4.戦後日本の防衛・安全保障の要(アメリカの要求)

(1)日米安保条約の改定(60年安保のまま、今日存続)したが、

  • 5条の制約・日米の共同防衛は「日本の施政の下にある領域」のみ
  • 6条の制約・在日米軍基地の使用は「極東の平和と安全に寄与する」のみ

(2)日米安保条約の変質・「地球規模の同盟」のもとで「アジア太平洋安保」化

  • 1999年・周辺事態法の成立(米軍の後方支援を容認)
  • 2001年・テロ特別措置法の成立(自衛艦のインド洋・アラビア海派遣)
  • 2003年6月・武力攻撃事態法の成立(有事法制)
  • 2003年7月・イラク派遣特別措置法の成立(陸上自衛隊のイラク派遣)
  • 2005年10月・2プラス2による米軍再編成が進行中

5.戦後、「解釈改憲」の始まりと限界

  • 自衛隊は、その発足から解釈改憲が進行
  • 日米安保条約は、60年の改定から違憲問題が進行
  • 現在の事態は、日米安保すら「はるかに超えて」、進行中
  • その行きつく所・自民党第2次草案で、「自衛軍は集団的自衛権を行使できる」とする

6.憲法上の最後の障害・9条Ⅱ項「交戦権の否認」の改正(アメリカの要求)

  • 海外派兵のできる自衛軍としても「交戦権」を行使できない(解釈では超えられない)
  • それでは、攻撃、殺傷、相手領土に侵入・占領、相手船舶拿捕・没収もできない
  • 通商禁止、外国居留民・財産の管理もできない
第2 いま、憲法改正国民投票法案の状況

自民公明民主の3党合意・「今通常国会に提出を目指し、協議する」

  • 合意実施の「必要性」・憲法改正の発議に民主党入れて3分の2が必要、の前倒し利用
  • 3党間で、法案作成作業の開始・進行ができない状況が出現
  • 4点セット+堀江3,000万円問題で対立激化

与党案の問題点と妥協点

  • 投票権者・20歳以上か、18歳以上か
  • 過半数の基準・有効投票か、投票総数か
  • 運動の規制・公務員、教育者、外国人の禁止か、無しか
  • 投票方法・一括か、個別投票か
  • メディアの規制・大幅に制限か、一部の規制(プレス規制無し)か

今、投票法をつくることは必要がない

  • (1)国会発議に要する憲法改正案ができていないこと
  • (2)民主・公明の憲法改正案促進のための投票法づくりは、必要がないこと
  • (3)手続的にも、参議院で、投票法審議予定の特別委員会(受皿)ができていないこと
  • (4)憲法の全面改正案は96条を利用して改正できないこと(改正の限界)
第3 全国に、4000個所を超える「九条の会」が設立されている
  • 全国で、くまなく、自民党草案に批判を加えよう
  • 自民党に国民の反対が強まれば、民主・公明が一体としての発議案が出来ない、足踏みする
  • 今の憲法9条Ⅱ項のもつ意味を広く伝えよう

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2005年7月6日/北法律・九条の会 第2回学習会

講演 憲法9条は、なぜ人類が到達した平和の最高の指針なのか

(2005年7月6日 北法律・九条の会 第2回学習会の内容)

憲法9条は、なぜ人類が到達した平和の最高の指針なのか
講師の鳥生 忠佑 弁護士が語る

講演の要旨は次のとおりです。

1.はじめに

憲法9条を守る活動のうえで、今大切なことは、皆さんに「語り部」として役割を果たしていただきたい。そして、一人でも多くの人たちに憲法9条の大切さを語っていただき、改憲勢力と闘っていただきたいということです。

そのため、この講演では、中心中の中心である①憲法9条1項、2項がどのようにして制定され、今日まで国内においてどれだけ役に立ってきたか、 ②日本の憲法9条は国際的にどのように注目を集めているかについてお話しして、皆さんが周りの人々に語られる内容を提供したい、と考えています。

2.改憲の今日的段階

まず、現在の改憲の情勢をお話しします。

国会における改憲の動きは、「憲法調査」の段階から、すでに「改正案審議」の段階、つまり各党が作成する改正案を審議し、統一を図る段階へと進んでいます。自民党は、今年の11月までには、党として独自の改正案を公表する予定で、この8月1日「新憲法第一次案」を発表しました。批判がなければ、そのまま国会において3分の2の多数を得て、国会の発議案としたいと考えているものです。その意味で今が、改正案の内容、とくに9条の中味を学習する正念場なのです。

来る自民党の改正案は、この8月1日に公表した「新憲法起案委員会各小委員会」の案が基本となるでしょう。このうち、9条の改正に関しては、「戦力の不保持」「国の交戦権の否認」を削除し、代って ①「自衛のために自衛軍を保持する。」、②「自衛軍は国際の平和と安定に寄与することができる。」と書かれています。これは、「軍隊」を持つことにより60年前と同じように、日本を「戦争のできる国」にすること、地域や派遣の任に制約がなく、どこにでも米国に追随して、「集団的自衛権を行使できる」ことを意味しています。

3.9条改憲反対の全国的な声

マスコミは、特に今年になってから、改憲阻止活動に関する記事を載せなくなってしまっています。今年1月に経団連等の経済三団体が揃って、多国籍企業での利益や軍需産業での利益の増大をめざし、憲法9条の改正を要求しているからです。商業紙の新聞は、大企業の広告料で経営しているため、記者が書きたいと頑張っても、デスクが許さないのです。

また、一方で、自民党、民主党、公明党が、先の延長国会では達成されませんでしたが、水面下で「憲法改正国民投票法案」の統一案を目指して議論を行っています。この法案は、現在の国会議員の不自由な選挙活動以上に、言論活動を統制する内容です。これについての問題点と危険性は、先日第1回の学習会で資料を配付してお話しました。

2005年5月30日時点で、九条の会は2000を超えました。7月段階では、3000に達しているでしょう。しかし、ますます広めなくてはなりません。東京はこれだけ人口が多いにもかかわらず、北海道、神奈川、長野、大阪、京都に立ち後れています。東京は国政の中心なので、特に頑張らなければなりません。

「9条改正」については、どの新聞の世論調査でも反対が過半数を超えます。これまでの諸運動、改憲反対の活動によって、国民の戦争反対の思いは強く存在しています。つまり、日本国民は9条改正を阻止するだけの力をもっていることを示しています。

4.憲法9条は平和達成の具体的方法を示している。

日本の憲法は、9条についていえば、世界中で「最も優れた憲法」であり、同時に今後国際平和を達成していくための「具体的な方法」を示している点で、貴重なものとされています。

この理由をお話しします。

①日本は明治以来侵略を繰り返し、アジア太平洋戦争だけでも、アジア諸国民に2000万人以上の犠牲者を出し、日本国民にも300万人以上の犠牲を出しました。

それが、新たな日本国憲法の制定で、特に9条第2項(戦力の不保持・交戦権の否認)と前文の制定で誓約したことにより、国際社会は日本がここまで反省と謝罪をしたのならと信頼され、日本はこの憲法による誓約で広くアジア諸国民から、「二度と過ちを犯さない」「日本は平和国家として、国際的に役立つ国となる」との信頼を獲得することができたのです。

これにより、1952年に平和条約が締結され、早期に主権を回復して、日本は独立することができました。この平和条約第11条には、日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の「連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾する」と明記されています。日本国は、その責任を自認して、条約を締結したのです。これとともに、賠償請求権の放棄を数多くの国がしてくれました。これによっても、日本の戦後復興が早期に実現できたのです。

さらにその後、56年に日本は国際連合へ加盟することもできました。国際社会へ正式に復帰することを認められたのです。

これらの結果、日本は、戦後急速に復興し、発展することができました。その後も、戦後60年間、外国へ一兵たりとも出さず、そのお金を社会保障にまわすことができたおかげで、各種社会保障の充実と世界一の長寿国へと発展してきたのです。

②9条は、これまで日本の平和的発展、戦力の不行使などのうえで、国の政治のうえで現在も大きな力を持ち、法律としても機能しているのです。

しかも憲法9条は、世界平和達成のうえでも、国際的に重要な足がかりなのです。

第一次大戦後の1928年に、日本も参加した「戦争放棄に関する条約(不戦条約)」が締結されています。この条約では、「国際紛争解決のため」戦争に訴えることを禁止していました(侵略戦争の禁止)。しかしそれは、日本をはじめとして破られ、第二次大戦が勃発しました。

その後、日本敗戦直前に国際連合が成立しました。不戦条約が破られ、守られなかった反省から、侵略戦争の禁止を一歩進め、「武力による威嚇又は武力の行使」まで「慎まなければならない」とされました(弱い条文ですが)。しかし、それでも問題は生じました。アメリカが「自衛権」があることを理由に、その前倒しを口実にして、つまり「先制攻撃」として開始したのがイラク戦争です。今日の国際問題は、「自衛権」、そしてこれを口実とした「前倒しとしての先制攻撃」を国際社会がどう制約させていくのか、にあります。

憲法9条は、この国連憲章よりさらに進んでいます。9条第1項は国連憲章と同じ立場ですが、第2項は国連憲章をも越えています。つまり、戦争の原因となる「常備軍を保持しない」(自衛のためであっても)、「国の交戦権を認めない」ことまでも掲げているのです。

そのため、憲法9条特に第2項は、世界で最も優れた平和達成の「具体的方法」であるとされています。国際的にも大きく評価され、国際文書などで、「日本の憲法9条に学べ」と引用されているのです。

5.以上の講演を受けて、質疑応答と意見の表明が活発に行われました。

①国民投票法案があまり知られていない。どのように投票することになるのか。

(鳥生)

詳しくは、前回の勉強会でお話ししましたので、簡単に要約してお話しします。

憲法を改正するには、本来十分な情報を主権者である国民に伝えて、意見を闘わせて、判断を間違えないようにしなければなりません。改正にあたっては憲法が主権者に投票による承認権を与えている以上、当然なのです。

そうであれば、改正を求める条文についても、個々に賛否を問わなければならないはずです。しかし、全ての条項を一括して上程することにしようとしています。

また、投票の方式も記号、すなわち○×式で投票させようとしています。最高裁裁判官国民審査の投票と同じように、国民にどのような判決を書いたかなどの情報が渡っていないで、投票させるようにしてはなりません。

さらに、国民投票法案では、発議から投票までの期間を短くし、マスコミによる意見表明も大きく制約していますから、反対票はいくらもいかないことになりかねません。

発議する改正案自体はできていず、国民投票法案は今必要でないのです。しかも、内容のうえからも問題が多く、したがって国会上程に反対することが重要なのです。

②憲法99条で憲法尊重擁護義務がある以上、改正を論議すること自体が憲法違反ではないか。9条第2項の「前項の目的を達成するため」について、これは「国際紛争の解決のため」にかかり、「自衛のため」にならばいいと解釈できるのか。

(鳥生)

本来は政府、国会議員は憲法を護る立場です。したがって、率先して改正議論をやってはいけないとの議論ができないわけではありません。しかし、今一番問題なのは、改憲派が、「憲法と現実とが乖離かいりしているので、その乖離かいりをなくすため、憲法を現実に合わせる必要がある」といって、憲法を改正する理由づけに使っていることです。そもそも、その乖離かいりを生じさせたのは誰の責任でしょうか。それは自民党政治の責任です。本来、憲法に合わせて政治を行わなければならないのに、これに反してその乖離かいりを生じさせてきたのです。それを、今は逆に、現実と離れているから、憲法を改正する理由に使っているのです。

二番目の質問については、「前項の目的」は、9条第1項の全てにかかっているのです。「国際紛争を解決するため」だけにかかっているのではないので、「自衛のため」 ならば軍隊を持ってもよい、交戦してもよいとは解釈できません。憲法9条2項及び前文と照合しても、そう解釈すべきです。

政府も、本心ではそう解釈しているから、憲法改正を必要としているのです。

③改正賛成の人から、「交戦権の放棄は自衛権を放棄することになるが、もし外国から攻め込まれてきたとしたらどうするのか」と質問されたら、どう答えればよいですか。

(鳥生)

日本は地理的な関係からも、一方的に侵略されたことは歴史上ありません。

しかも、現在の国際状況においては、どこの国であっても外国が日本に戦争を起こすことは国際的にも制裁を受けるので、考えられません。

むしろ、現在では戦争は、原水爆、大量破壊兵器により人類の滅亡または大きな被害を招く危険性をもつことから、勝手に行うこともできません。

さらに、国際連合が機能しており、戦争以前に平和的手段として、外交交渉、経済的手段、調停など数多くの努力を求められ、監視されています。

これらに反して、他国を一方的に侵略する国は、そのことによって自国を滅亡させることになるでしょう。もう、実際には戦争はできない状況にあり、超大国の「先制攻撃」が最大の危険となっているのです。

④私は明日、十数名程の主婦の飲み会があります。そこでも9条問題について話をしたいが、そのうち三名程が9条問題に気付いていて、きっと議論になると思うのです。どう広げたらよいですか。

(鳥生)

現在、新聞等を通じて9条改正反対の国民の声が大きく伝えられていません。

9条の会は、その代わりの役割を担おうとしているのです。しかし、それだけでは足りません。一人一人が、地域で、各職能の人で、周りの知り合いの方々に拡げていかなければなりません。

国民の多くが、一致して、9条改正反対の声を掘り起こし、これをつなげていくことができるかどうかです。皆さんが話せば話すほど、広がっていくはずです。

明日の「飲み会」では、以上申し上げたことをもって、お話していただき、理解を広げ、9条の改憲に反対する立場に一人でも多く賛同してもらうよう働きかけて下さい。

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2005年4月14日/北法律・九条の会 第1回学習会

≪第一部≫講演 危険な「憲法改正国民投票法案」の上程と
≪第二部≫「九条の会 運動の進め方」の討論会

(2005年4月14日 北法律・九条の会 第1回学習会の内容)

≪第一部≫危険な「憲法改正国民投票法案」の上程
講師 鳥生 忠佑 弁護士が国会上程の阻止を訴える

講演の要旨は、次のとおりでした。

いま、憲法改正の策動が行われているなかで、最も危険な事態は、さし迫っている自民・公明の与党と民主党が国会上程を合意している「憲法改正国民投票法案」の国会上程の動きです。

「憲法改正国民投票法案」とは、憲法96条が定めている憲法改正手続きを具体的に実施するための法案のことですが、憲法96条は①憲法改正案を国会で発議するには、衆・参議院とも3分の2以上の賛成がなければ発議ではないこと、②しかも、発議案は最終的に主権者である国民の承認がなければ憲法改正は成立しないこと、③その国民の承認には国民投票で過半数の賛成を受けなければならないこと、と定めています。

日本の憲法が定めている以上の改正手続は、世界的に最も厳格なものです。それは、日本の憲法が9条で侵略戦争は二度と行わないだけでなく、これを保障するために一切の戦力を保持しないことを誓い、国の交戦権まで放棄することによって国際的にも相次いで起こした戦争を謝罪し、今後を誓約したことにより、これを改正することに厳格な制約を加えた結果なのです。

しかし、自民・公明の与党と民主党は、昨年12月与党で合意した国民投票法案を基礎として検討することにしており、その内容は現憲法が最後を迎えるときに、憲法96条が主権者の意見の表明を十分に聴取するよう定めた規定に反し、むしろまだ憲法改正案すらできておらず、したがって内容を十分に理解できないうちに、手続きのみを先に決めてしまおうとするものです。

しかも、与党案の内容は、とくに国民の運動を厳しく規制する点で、主権者の意見を圧殺しようとするものであり、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどマスコミを規制することで国民の意見表明を抑圧する不当なものです。

そのうえ、投票には「×」印方式を導入し、改正案を一括で投票に付し、また過半数の基準を有効投票に置くなど、意図的に改正意見を通しやすく工作することができる方法も導入されています。

このような手続きの法律は、憲法改正案すらできていない現在、法案化する必要が全くありません。むしろ、手続き法のみを切り離して、こっそり通してしまおうとすることは、いざ国民投票となったとき、国民が意見も言えない状況をつくってしまおうとする点で、危険なものとして国会上程を阻止しなければなりません。

皆さん、憲法9条を守るためにも、このような危険な憲法改正国民投票法案の国会上程には、強く反対しましょう。

≪第二部≫「九条の会 運動の進め方」の討論会

第一部の講演会に続いて、第二部の討論会が開かれました。

これは、九条の会運動がこれまで経験したことのない大きな運動であるため、何を目標に、どのような形態で運動を進めるべきか、掘り下げて考えてみる必要があるからです。

Ⅰ 北法律・九条の会 事務局長青木弁護士が、次のとおり問題を提起しました。
問題の提起

この運動を創始した方の書物によれば、以下のとおり説明されています。

「2004年の参院選で投票した人約6000万人のうちで、憲法9条を擁護する意思をもった人たちが、各種の世論調査から考えて3000万人います。しかし、護憲を党是とする政党に投票した人は300万人だから、2700万人は他の政党に投票しています。この人たちの声を、緩やかな形ででも声にしていくために、どのような運動をしたらよいのか。九条の会の呼びかけが目的にしているのは、日本の総人口の1億2000万人でいえば6000万人という社会の過半数の人たちが、何らかの形で自分たちのもっている潜在的な声を、社会の表面に表していこうという運動です。」

このような運動としては、会への「入会」にはこだわらずに、「九条の会」への賛同者を募る運動をする。さらに、具体的行動・運動として、自分の言葉で九条を語り、賛同を訴えること、九条の会のリーフレットを知り合いに配ること、九条の会のリーフレットを家に貼ること、「九条せんべい」や憲法前文が印刷されて「風呂敷」等のグッズを使って広めることも大切です。北法律・九条の会としては、九条と前文だけを記載した「リーフレット」を作成するとともに、今後の行動・運動の報告を随時「北法律9条の会通信」に載せるなど予定しています。

Ⅱ 以上を受け、討論として、会場から多くの意見が出されました。
その一部、5人の方のご意見を紹介します。
意見の表明

①先日駅前でビラ配りをしたが、そのままではほとんどの人が受け取ってくれませんでした。しかし、ティッシュと一緒に配ると受け取ってもらえました。そもそも、この運動を知っている人はビラを受け取ってくれるが、知らない人は受け取ってくれないのではないか。

②憲法と戦争の悲惨さを一人でも多くの人に話す必要があるのではないか。若い人は関心が薄い。しかし、話をすると必ず分かってくれます。友達だとか親戚だとか、毎日毎日いろんな人と接触するのだから、その機会をとらえて時間のある限り、この問題を分かってもらえるようにお互い皆努力する必要があるのではないか。

③九条を守る十条の会として、3月10日と4月9日に十条駅で駅頭宣伝をしました。その際、なるべく目立つ宣伝をしていこうと考えました。1回目はたまたま60年前の東京大空襲の日であったことから、そのひどい大空襲のことを訴えました。手製ののぼり旗を立てたが、これが目立ちました。この成果もあり、ビラの受け取りも良いものとなりました。
2回目は、十条銀座の商店街で行いました。ビラを配りながら、この北区がどのように空襲を受けたかを、戦災地図を拡大コピーをしてパネルを作って、視覚的に訴えました。人だかりもできました。九条反対のシール投票なんかもしました。
普通のおじさん、おばさんがしているんだよ、特別な人間がしているのではないんだよ、という普段着の活動であることを訴えることを心がけました。
今後、十条の会のシンボルマークを作ろうとしています。

④集会にあたって、憲法がこれまでどのようにして平和で安定した国民生活を支えてきたかが分かるビデオがないか。20分くらいの短いものでいいから、9条の大切さが分かるものがないか。今日の鳥生先生の話を20分程度のテープにできないか。 署名簿的な賛同者名簿がほしい。もっと大勢の人に賛同してもらうためには必要です。その署名簿をもって地域を回りたいと思います。

⑤社会の過半数の世論を変えるという、今までにない、はじめての運動です。北区民は30万人いますが、そこには保守も革新もいろんな考えの人がいます。そういう人が憲法九条を変えるのはまずいのではないかと一緒に思ってもらうように対話を進めていく必要があります。例えば、「カンパ」、「改悪」などの言葉も気を付ける必要があります。

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2005年1月27日/新春セミナー

憲法「改正」の本音はどこにあるのか
―憲法9条を守ろう、その意義と役割―

(2005年1月27日 新春セミナーにおける講演の内容)

憲法「改正」の本音は、軍事同盟を含む軍隊と海外派兵の公認にある
講師 弁護士 鳥生 忠佑

今年の北法律新春セミナーは1月27日北とぴあで開催され100名に及ぶ多数の出席のもとで、講師の鳥生弁護士が今日進行している改憲の「本音」について分かりやすく次のように語りました。

1 改憲の今日的状況

改憲をとなえる3党のうち、自民党は「新たな憲法をつくる」(全面改正)、民主党は「新しい人権を加える」(創憲)、そして公民党は「九条は堅持する」(加憲)と、各党の方針は未だバラバラの状態です。
このため、今年11月には党の改正案を公表したいとする自民党の線に、他の党の議論の体制と国民世論を誘導するため、新年早々から財界3団体会長の発言、中曽根、鳩山各改正試案の公表を行い圧力をかけています。
この動きからすると、改憲の「本音」は、日本が①軍事同盟(日米安保条約)を含む自衛権を持つことを公認すること、②それを海外に派兵できるようにすることの2点です。
それで、憲法9条をどうしても改憲しなければならないのです。

2 改憲側の障害も多い

しかし、このような改憲を行うには、多くの障害があります。3党の中でも先の① 全面改正か、部分改正か、②自衛隊の存続か、自衛軍への格上げを行うのかの対立があるうえに、3党それぞれの改憲案を公表すればする程国会で統一させ、一本化した改憲案を発議することを困難にする障害を負っています。
また、統一改憲案ができても、それが最終的に国民投票にかけられ、主権者である国民の過半数の賛成を得られるかどうかの障害が最も大きく立ちはだかっています。
したがって、今回改憲の機会に改憲を果たしたいと宣伝しても、9条の改憲には高いハードルがあり、全国的な「九条の会」の運動の広がりによって、これを阻止することは十分可能な情勢なのです。

3 改憲で狙っているもの、重点

改憲の本音が9条にある他、今回の改憲で狙っているその他の重点は次のとおりです。

ア 憲法から立憲主義の性格を消失させること
憲法から立憲主義の性格を失わせ、単なるルールに性格変更することです。(立憲主義とは、憲法が国の権力行使を制限し、国民に権利を保障したもので、その基本性格をいいます)。これによって、今後行う憲法改正の際には、国民投票を行うことを削除したいと憲法の改正手続を改憲するものです。

イ 憲法9条と国連憲章との根本的相違点を無視すること

憲法も国連憲章も侵略戦争をともに禁止しています。しかし、自衛のための戦力を含めて一切の戦力を持たないとしたのは日本の憲法だけで、憲章では軍隊を持つことまで禁止していません。

したがって、憲法9条の方がはるかに進んだ憲法なのです。

しかし、民主党をはじめ、自民と公明党もその根本の相違点は注目せず、憲法が各国が軍隊を保有する憲章と同格であるかのように、その相違点を無視しています。
これは、日本を「普通の国」にするのに都合が良いからです。

ウ この機会に、自衛隊が憲法違反であることを救済すること

自民党はこれまで、専守防衛だから世界有数の戦力を自衛隊が保持していても、憲法上自衛権があるとの理屈で、憲法に違反しないと言い張ってきました。

しかし、イラクに派遣したことで、「専守防衛のための戦力」では押し切れなくなり憲法改正のこの機会を利用して、自衛隊(又は自衛軍)を憲法上公認したいとしているのです。

エ この他、ついでに基本的人権の削除することなど

自民党の改正案では、9条の改正ができるなら、ついでに国民の幸福追求権(13条)、法の下での平等(14条)、男女両性の平等(24条)など憲法が保障している基本的人権の条項を削除し、福祉の担い手として家族を単位とし、女性の負担がより多くなる社会を造ろうとしています。

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